※再開発や新型コロナウィルス流行等の影響により倉敷一番街の様子は記事掲載当時から大きく変わっています。居酒屋すぐりは店舗の場所が確認できないため、移転したか閉店になった可能性があります。(2023年1月追記)
駅前大通りを挟んで美観地区とは反対側、倉敷一番街は庶民的な雰囲気。 何年か前に旅行で来たときにはアーケードがあって、昭和感が半端なかったのですが、いつの間にか撤去されてしまっていました。
倉敷駅から近く、飲み屋さんが多いので、何軒かハシゴしても楽しいエリアです。
駅から歩いて行ける飲み屋街「倉敷一番街」
夕方、まだ明るい倉敷一番街。以前より新しいお店が増えて少し活気づいたように感じました。
ちなみに、ここ一番街の他、駅前商店街や、倉敷デパートも倉敷駅周辺で居酒屋が多いエリア。レトロな商店街や美観地区など、倉敷のスポットを散策したフォトウォークイベントの記事も参考にしてみてください。
さて、やってきたのは居酒屋すぐりさん。
岩手出身の大将がやっているお店で、メニューには盛岡冷麺や岩手の地酒も。もちろん瀬戸内の地魚もいただけるので、県外から来た人を連れて行くのにもいいと思います。
居酒屋すぐりの店内はきれいで女性も入りやすい雰囲気
この日は岡山市内に住む友人と。お互いお酒が好きなので、こういうカウンターのあるいかにも居酒屋然としたお店は大変好み。
食べログで事前にチェックしていて、もっと古い感じを想像してたんですけど、思った以上に小ざっぱりとしたきれいに整えられた店内でした。
入口そばの席にはお花も生けてありましたよ。
連休中ということで念のため予約を入れてから行きました。木目のテーブルが落ち着きます。
丁寧な仕事ぶりを感じるおいしい一品料理
まずはハイボールで乾杯!
お通しからおいしくて、このお店は当たりだと確信。キュウリと鶏肉をコチュジャンで和えたもの。きっと冷麺にも使われている具材ですね。
最初に頼んだ塩煮込み。牛スジと豚モツです。よくある味噌で甘辛く煮たものとは違って、さっぱりとした塩煮込みは新鮮な味つけ。
豚の独特な臭いが若干苦手でしたが、友人には好評でした。好きな人は好きなちょっと癖のある一品。
お刺身3点盛り。包丁でちゃんと切ってあると思われる大根のツマにも丁寧な仕事ぶりを感じます。
続いて頼んだのはお店の看板メニュー、串揚げとだし巻き。串揚げは食べるのに夢中ですっかり写真を撮るのを忘れていましたが、レンコンとニンニク、それから変わり種のシューマイを。どれもいい揚げ具合で熱々サクサクでした。
楽しみにしていた、だし巻き玉子。ボリュームがすごい。
中は明太子入り。しっかりめな味付けなのでお酒と一緒にいただくとちょうどいい感じ。 他にもチーズ入りやネギ入りなどバリエーションが豊富です。
そして今回いちばんのヒットだった、連島ごぼうの唐揚げ。倉敷市内にある連島(つらじま)という地区は、ごぼうやレンコンの栽培が盛んなのです。
薄切りごぼうのチップスみたいなのを想像してたら、ぶつ切りで出てきて驚き。食べてみると甘くて瑞々しくて、ごぼうのシンプルなおいしさに感動。どうやって揚げたらこんなジューシーになるんだろう。
岡山の地酒は「喜平」がおすすめ
レジ前では大鍋に入れられた塩煮込みがぐつぐつと煮えていました。
居酒屋すぐりには岡山の地酒、喜平(きへい)が置いてありました。地元の人に愛されているお酒なので、何か岡山らしいものをということでしたら一度飲んでみてはいかがでしょうか。
それから食べログにはときどき猫がいるという口コミがあったんですが、この日は残念ながら姿は見えず。お店の人に聞いてみたら二階にいるとのことでした。次はぜひ看板猫さんにもお会いしたい。
お会計は二人で飲んで食べて7,000円ちょっとでした。ゴールデンウィークはどこも混むので近場で過ごすことにしましたが、こうして気が置けない友人と大好きなお酒を飲みながら、ゆっくりとたわいのない話をするのもいいものですね。
居酒屋すぐり
岡山県倉敷市阿知3丁目10−1
http://www.kct.ne.jp/~fumi3/
今週のお題「ゴールデンウィーク2017」
▼飲んだ後の一杯にはこのお店、中華そばあずま
▼心の赴くまま倉敷を歩いてみた、美観地区周辺の散策記録