晴れの国岡山から旅まちめぐり

岡山に移住した三重県人によるブログ。岡山や旅の魅力を発信。ときどき読書記録。

岡山と中国の不思議なつながり。黄ニラと鰆を使った手作り【岡山水餃子】で日中国際交流&レシピも紹介!

昨年通訳の仕事で知り合った中国人の友人が、一年の任期を終えて帰国することになり、親友親子と一緒に送別会を開きました。

通訳をしたときのことはこちらに書いています。 

www.harenokunikara.net

 

サプライズで友人のために用意したのが手作り水餃子。

suigyoza

黄ニラと鰆(サワラ)を入れて、初めての魚肉餃子に挑戦。鰆の餡は意外でしたが、あっさりしていて餃子によく合います!

 

岡山と中国の意外なつながり

黄ニラも鰆も岡山の名物。岡山では新鮮な鰆が出回っていて、お刺身やタタキにして生でいただくのが他の地方にはない特徴です。黄ニラについてはこちらの記事を参考にどうぞ。

www.harenokunikara.net

 

今回鰆の餃子を作ったのは、友人の旦那さんの地元の話をしたのがきっかけ。彼女の旦那さんは大連の近く、遼寧省の営口市にある鮁(ハツ)魚圏区という海沿いの町の出身。 

ハツ魚圏区 - Wikipedia

新鮮な魚介が豊富で、なんと日本と同じように生の魚を食べる習慣もあるそうです。広い中国、まだまだ知らないことがいっぱい。

町の名前「鮁魚」は中国語でバーユー(ba4yu2)と読み、魚の鰆の意味を表します。岡山と同じように鰆が有名だそうで、餃子の餡に入れることもあるとのこと。魚の餃子なんて食べたことがなかったのでぜひ味わってみたいと思ったこと、そしてニラも一緒に餃子に入れるということを聞いて、黄ニラを使えばオリジナルの「岡山水餃子」ができるじゃないか!と盛り上がり、彼女に内緒でサプライズメニューとして作ることに。

 

まさか中国の小さな港町と岡山の鰆が繋がっているとは思ってもみなくて、人との出会いというのは本当に面白いものだなと。実は半年前に通訳の仕事で会ったあと、岡山駅の地下街で偶然ばったり再会したこともあり、彼女とは不思議な縁を感じています。

 

皮から手作り。薄力粉で作るのが本場流

さて、こちらが包む前の餡。料理上手な親友のお母さんは瀬戸内海の豊島の出身。鰆を一匹豪快にさばいてくれて、このままでも十分おいしくいただけます。お酒のつまみにぴったりで、呑兵衛な私たちは夕方明るいうちから飲みながら作ってましたよ(*‘∀‘)

中国人の友人のアドバイスで、皮は薄力粉だけで作りました。柔らかすぎて失敗しないか不安でしたが、水加減がちょうどよく、生地を延ばすのも包むのもいつもよりスムーズ。

茹であがった餃子はこの通りつやつやモチモチ!今まででいちばんのできかも。そろそろ職人としてやっていけるかな(笑) 

 

一緒に味わってほしい餃子湯

日本で水餃子といえば味の付いたスープと一緒に出てくることが多いですが、本場中国では茹でてそのままお皿にあげたのを、黒酢などお好みのたれを付けて食べるのが一般的です。

さらに「餃子湯(jiao3zi tang1)」といって、餃子の茹で汁を最後にいただきます。日本の蕎麦湯と似ていますね。何も調味料を入れなくても餃子からいい出汁が出て、優しい味わいに。これがなんだか癖になるのです。

 

手作り水餃子のレシピ

以前料理教室で紹介した豚肉の餃子の作り方を書いていますが、餡の具材を黄ニラと細かく刻んだ鰆に変えて作ればOKです。味付けには適量の塩と熱した油を少量加えるそうです。醤油やごま油などお好きな調味料を使ってもらってもかまいません。今回は多めの薄口醤油でたれがなくても食べれるぐらいに仕上げました。

他にもシャキシャキとした食感を楽しめるレンコンと豚肉の餡や、ニラと炒めた卵でシンプルな野菜餃子を作ってもおいしいですよ。いろいろアレンジしてみてくださいね。

材料(約50個分)

  • 小麦粉(薄力粉) 500g
  • 水 300㏄

豚肉餡

  • 豚ひき肉 400g 
  • セロリ 1本
  • 醤油 大さじ1/2
  • ごま油 大さじ1

または鰆餡

  • 鰆 400g
  • 黄ニラ 2束
  • 薄口醤油 大さじ2と1/2

たれ

  • 醤油 適量  
  • 酢 適量
  • ニンニク お好みで  

作り方

  1. 小麦粉をボールに入れ、水を少しずつ加えて菜箸で軽くかき混ぜる。
  2. 全体に均一に混ざったら、板などの上に移しよくこねる。ある程度まとまったら濡れ布巾(ラップやキッチンペーパーでもよい)をかぶせ、10分以上寝かせる。
  3. セロリは筋を取り、茎と葉を縦に切ってからみじん切りにする。
  4. 豚ひき肉、きざんだセロリをボールに入れ、ごま油、醤油を加えて手でよくこねる。
  5. 寝かせておいた生地をさらに練って、きめ細かなすべすべの状態にする。
  6. 生地を3~4等分に切る。棒状に伸ばしてから直径2㎝核に切る。(形が均一になるように棒状の生地を回転させながら切る)
  7. ひとつずつ手のひらでつぶし、綿棒で平らに伸ばす。(左上部をつまみ、手前に回しながら外側を薄く、中央が厚めになるように。)
  8. でき上がった皮で餡を包む。
  9. 大きめの鍋にたっぷりの湯を沸騰させ、包み終えた餃子を強火で茹でる。
  10. 餃子が浮き上がり皮が透き通ってきたら、すくって取り出して酢醤油などでいただく。

 

皮の作り方はこちらの動画がわかりやすいです。

動画では小麦粉に水を一気に加えていますが、慣れないうちは少しずつ様子を見ながら入れるのがコツです。特に薄力粉を使う場合、柔らかくなりすぎると扱いが難しくなるため、ちょっと固めなぐらいの方が失敗しにくいですよ。 

 

ウー・ウェンの小麦粉料理 餃子 春巻 焼売

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