晴れの国岡山から旅まちめぐり

岡山に移住した三重県人によるブログ。岡山や旅の魅力を発信。ときどき読書記録。

倉敷の路地「ひやさい」を歩こう!美観地区の隠れ家スポットまとめ

倉敷の方言に、「ひやさい」という言葉があるのをご存じでしょうか。美観地区を歩いていると、ところどころで出合う細い路地をそう呼ぶそうです。
 

「ひやさい」。そう聞いて分かる人は相当の“倉敷通”だろう。観光客が行き交う旧市街地の表通りの奥にたたずむ、入り組んだ路地を指す方言である▼家の庇(ひさし)と庇の間を「ひあい」と呼んだことに由来する、など語源はいろいろあるようだ。町家の白壁と黒い板塀に挟まれたひやさいは、モノクロの対比が美しい。
http://www.sanyonews.jp/article/68140/1/ 


差し込む日の光が弱い(浅い)様子から付けられたという説も。どちらにしても、響きがよくて趣のある言葉ですね。

倉敷青年会議所が地域の魅力を多くの人に知ってもらおうと、「ひやさい」と名付けたイベントも行っています。2009年から始まり、今年で4回め。2015年は芸術、暮らし、歴史、自然と4つのテーマに分かれ、吹きガラス体験や夜の町並み散策、ごぼう掘りなど様々な体験プログラムが開催されました。

倉敷体験プログラム「ひやさい2015」


引用した山陽新聞の記事にもあるように、古い家がなくなれば、路地は消えてしまいます。美観地区は、観光通りから少し外れたところにも雰囲気のいい路地がたくさんあるのですが、気付かず通り過ぎてしまうのは本当にもったいないです。今回はそんなひっそりと佇む「ひやさい」の奥にある、隠れ家のようなスポットを紹介します! 

 

目次

 

くらしき宵待ちガーデン

まずは今年の春オープンしたばかりの宵待ちガーデン。テレビで紹介されたりと話題にはなっていたのですが、どこにあるのかなかなか見つけられませんでした(^^;まだまだ穴場スポットだと思います。 ちょっとわかりにくいですが、ぜひ訪れてみてください。

 

行き方は、倉敷川沿いのデニムストリートや倉敷民芸館のある通りから。備前焼の陶慶堂本店の脇に路地があります。 

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よく見ると宵待ちガーデンとパーラー果物小町の看板が出ています。この路地入る、とあるので進んでいきましょう。

kanban

イタリアの国旗が目印。

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路地の奥に突如、おしゃれな建物が現れます。

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二階建てで、左側にあるのがイタリアンレストラン。2階は予約制の特別席。右側1階がパーラー果物小町で、岡山県産のフルーツを使ったソフトクリームやパフェをいただけます。2階はギャラリー清游庵。


建物の裏側には庭と竹林!美観地区に竹林があるなんてとても意外。

garden

竹林は自由に散策できて、夜にはライトアップされます。 

chikurin

パーラー果物小町はカフェ利用OK。コーヒーをいただいてきました。 

coffee

花が飾ってあって、レトロな壁紙がかわいい店内。

kudamono-komachi1

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店員さんは大正ロマン風の椿柄の衣装で、優しくもてなしてくれます。

www.okayama-kanko.jp
 


来た方とは反対側から見た「ひやさい」。ここを通ると大原美術館の方に出られます。ちょっと入り組んでいますが、路地好きにはたまらない雰囲気です(^^)

hiyasai-yoimachi

 

常衛門食堂

続いてこちらも今年10月オープンと新しいお店。宵町ガーデンよりもさらにわかりにくい場所にあります(^^;目印はこの食堂の看板。駅前大通りから阿知南交差点を入ったところ、小豆島ラーメンや阿知2丁目公園のある通りです。

kanban

かなり狭いですが、看板の先を入っていきます。

roji

すると、庭園が!

garden

庭園の脇を通って、食堂へ。入口にメニューがあり、先にオーダーと会計を済ませます。メインや小鉢、汁物から好きなものを組み合わせて選びます。迷ったらおまかせ定食にしても。

鶏からポン酢、胡麻和え、お味噌汁、ご飯で850円でした。大根おろしが全然くずれずぎっしりしていて驚き。どれも手作りの優しい味でおいしかったです!

lunch

食事は2階でいただきます。お茶、おしぼり、お箸はセルフで。
畳と木のテーブルが落ち着きます。窓が大きくて開放的な眺め。

table

カフェ利用も可能で、スイーツもあるそうです。お店の名前の由来も素敵です。建物と庭園を作った、大家さんのお父さんの名前から付けられたとのこと。

kurashiki.keizai.biz

お店のFacebookページ:常衛門食堂 eatery Tsuneemon 

 

有鱗荘周辺

最後は大原家別邸、有鱗荘の周辺にも見落とされがちな路地があるので紹介したいと思います。大原美術館前の倉敷川に架かる今橋。この橋を渡って、有鱗荘のある方へ。 

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右側の少し緑がかった瓦の建物が有鱗荘です。普段は入れませんが、春と秋の年2回特別公開されます。

OHARA MUSEUM of ART ― 企画・イベント>年間スケジュール

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有鱗荘の脇を通り、一つ目の路地を曲がったところ。
メインの通りからすぐなのですが、土日でも不思議とこの通りは人通りがほとんどありません。写真を撮るのにおすすめなスポットです。

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白と黒のコントラストがきれい。
さらに「ひやさい」の奥へ。

hiyasai-honmachi

細い路地が続いています。適当に歩いても川沿いか本町通りのどちらかには出られるため、ふらっと入ってみると楽しいですよ。迷ってしまいそうな方はもとの有鱗荘の方へ引き返せば大丈夫です。
 

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。何度も訪れていても意外とここは知らなかった!という場所があるかもしれません。ぜひいつもとは違ったルートで、新たな倉敷の景色を見つけてみてくださいね。

 

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