晴れの国から旅まち巡り

岡山に移住した三重県人によるブログ。岡山を中心に旅やグルメの記録を発信。

倉敷から尾道まで日帰り気ままなノープラン瀬戸内海ドライブ

「週末お出かけしよう、どこ行く?」ってなったとき、皆さんはちゃんと行き先を決めますか?

我が家はあんまり決めません(;^ω^)

 

わりとざっくりなことが多いです。出かけることが目的で、行き先はどこでもいい。

 

例えば今日は「南かな」とか、「兵庫方面」とか、「とりあえず海!」なんて具合に。

sami-kaigan

先日の週末もそんな感じの旅をしてきたところです。瀬戸内海沿いを西に向かって、日帰りで行けるとこまで行ってみようと。

 

こういう適当でゆるい旅がどのぐらい需要あるかわからないんですけど、思いの外楽しかったので、立ち寄ったスポットを順番に紹介していきますね。

 

倉敷観光といえば美観地区が定番ですが、車があるなら海沿いもおすすめです!

 

 

岡山市内から倉敷水島地区へ

まずは海岸沿いを目指そうと、倉敷の水島コンビナート方面へ。水島と玉島を結ぶ「水玉ブリッジライン」を通れば海沿いへ出られそうです。

 

ナビだとたいてい海から離れた国道2号線を案内されてしまうので、橋の手前のセブンイレブンを仮の行き先に。

 

倉敷の激安最強スーパー「二軒屋商店黒崎市場」

玉島みなと公園を目印に、ここから県道47号線を南へ下っていきます。

連島、水島、玉島と、倉敷の海側は島が付く地名が多い。この辺りは干拓地なので、もともと海だったことが由来しています。

 

途中トイレ休憩をしようとGoogleマップで周辺を確認したら、しばらくコンビニがない(笑)中国地方はちょっと町を離れるとこういうことに陥りやすいため要注意です。

 

何やらスーパーらしきものが見えてきたので、コンビニの代わりに立ち寄ることにしました。お腹も空いてきたし、お総菜売場を物色。

nikenya-shoten

玉島にある「二軒屋商店」というスーパー。

黒崎漁港から近く、鮮魚はもちろん、野菜、果物、肉とどれも新鮮で品揃え豊富。そしてとにかく安い!

 

いつも適当な旅をしているからか、よくわからない旅人の勘が働きます。

 

ツイッターで呟いたら、倉敷に住むブロガーのお友達からリアクションが。

地元の人御用達のお店ですね。スーパーなのに日曜が休みとは強気な設定です。(だからこその低価格なのでしょう。)

 

 

お総菜売り場もテンションが上がりますよ。

いちばんインパクトがあったのは太巻き。これでもか!っていう大きさの太巻きがずらっとすごい量並んでいてびっくりしました。

 

ツイートしてたおにぎり。豚の生姜焼き入り。100円。

onigiri

写真じゃいまいち大きさが伝わらなくて残念。ずっしり重いです。コンビニで見る海賊むすびよりもさらに一回りぐらい大きい。

onigiri

大きさと値段とのギャップに、ひょっとして生姜焼きとおにぎりは別売りなんじゃないかという不安を抱いてたんですが、具の生姜焼きも想像以上にたっぷり入っていました。

 

しかも生姜の香りが新鮮。みじん切りのシャキシャキ感がちゃんと残っています。

このお店にいると今までの100円の概念が崩壊しそうになりますね。

 

補充しに来た店員さんが、「あれ?さっき並べたのにもうこれだけしかないん?」みたいな発言をしてました。

確かにみんな次々取っていってたので、時間によっては売り切れ注意です。

 

沙美海岸で海を見ながらランチ

キラキラした春の海を眺めながらほうばるおにぎり。最高。

shogayaki-onigiri

豆腐ハンバーグ60円。まだ温かくて外側はパリッと揚がっています。

tofu-steak

二軒屋商店からすぐの沙美海岸というところ。東浜と西浜に別れていて、こちらは東浜の方です。

sami-beach

車を停めるスペースが近くにありますが、西浜の駐車場が広くて整備されているので、夏の海水浴シーズンなど人が多いときはそちらに停めた方がよさそうです。

sami-beach

手前のコンクリートの階段が座ってランチをするのにちょうどいい。

 

すぐ近くにはピザがおいしい古民家カフェ「沙美カフェしろ」がありますよ。

www.harenokunikara.net

 

guy-running

海を見てはしゃぐ海なし県出身の相方。

setonaikai-sea

穏やかな瀬戸内海の海。どれだけ眺めても飽きません。

setonaikai-sea

こちらは西浜。岩の向こうにうっすらと見えるのが水島と玉島の工場地帯。

mizushima-industrial-complex

sami-beach

岩でできた突堤の先に小さな灯台があります。瀬戸内芸術祭で行った女木島男木島を思い出しますね。

breakwater

lighthouse

sami-sea

 

有名観光地をあえてスルー

沙美海岸をあとにして、笠岡方面へさらに海沿いを走ります。牡蠣で有名な寄島もこの道沿い。

 

次の立ち寄り地は笠岡ベイファーム。今は菜の花畑の季節ですが、お土産だけ見てスルー。

 

写真は3年前の夏の様子です。一面のひまわり畑!インスタ映えしたい人はちゃんとお花畑も見てくださいね(*´ω`)

sunflower

kasaoka-bay-farm

 

続いて広島県に入り、福山の鞆の浦へ。古い町並みが残る風情ある港町です。

ここを散策して終わりかな?と思ったら再びスルーw

 

仕方ないのでまた3年前の写真を参考に貼っておきますね(;^ω^)

この頃相方も私もニートで今以上に気ままに旅してました。

tomonoura

tomonoura-sea-port

もっふもふの猫さん。

cat

お寺の門の前でスヤー。

cat-at-the-temple

 

尾道浪漫珈琲(東尾道店)でカフェ休憩

鞆の浦からさらに西へ。

古い町並みの中を車で抜けないといけないのですが、道幅が狭くすれ違えないため譲り合いが必要です。

 

観光客が多いシーズンや混雑する時間帯にはあまりおすすめしませんし、運転に自信のない方はやめておいた方が賢明です。

この日は海沿いを走るという目的のため、細い道にひやひやしながら突破。

 

常石の造船所のある辺りを通っていよいよ尾道までやってきました。個人的に造船所ってかっこよくて好きです。大きな船を見るとなぜかワクワクします。(旅人のサガ?)

 

やってきたのは尾道浪漫珈琲の東尾道店。

本店は尾道駅近くの商店街の中にあります。郊外の店舗は駐車場があるのがいいですね。

onomichi-roman-coffee

cafe-building

こちらは禁煙席で、奥の喫煙席の方がスペースが広かったです。

cafe-table

bird-ornament

メニューのカバーが尾道帆布。

onomichi-hanpu-cover

人気のワッフルは食べずにコーヒーだけ。 お昼のおにぎりがまだずっしりお腹に残ってたのでw

coffee

今度は本店でワッフルも食べてみたい。

 

旅の〆は笠岡ラーメン

コーヒーを飲んでゆっくりしたあとは、日も暮れたので進路を東へ。

最後は中華そば「いではら」の笠岡ラーメンを食べに。ここは夜も営業していて近くに無料駐車場があります。

※現在は昼営業のみとなっています。夜行くなら麺屋千鳥がおすすめです。(2022.5.3追記)

 

他の笠岡ラーメンのお店はたいてい昼間しかやっていないので助かります。

idehara-kasaoka-ramen

 

去年真鍋島へ行った帰りにも立ち寄りました。いではらの詳細はこちらをご覧くださいね。

www.harenokunikara.net

 

 

おわりに

日が長い春から秋にかけては、日帰りでも意外とたくさんの場所をまわることができます。

この日は朝そんな早く出たわけではなく(確か11時ぐらい)、笠岡ぐらいまでかな?と思っていたら尾道まで辿り着けました。

 

あえて「決めない」ようにすると、思いもよらなったところに行けたりするものです。たまにはこういう行き当たりばったりな旅も面白いですよ。