晴れの国から旅まち巡り

岡山に移住した三重県人によるブログ。岡山を中心に旅やグルメの記録を発信。

インスタグラムのプロフィールと、教える経験から得た外国語を学ぶコツ

今さらですが、インスタグラムを始めてみました。

 

 
 
 
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始めたきっかけは、前回のサンマルクの記事に書いた石田ゆり子さんの投稿が見たくなったことから。

www.harenokunikara.net

 

こちらがゆり子さんのアカウント。

石田ゆり子 (@yuriyuri1003) • Instagram photos and videos

 

かなり頻繁に更新されています。飼っている猫たちがかわいい。ということで、猫好きさんにもおすすめ。 

 

世界中の人が使っているインスタグラム。少しだけ外国語を入れて投稿してみても面白いかもと、プロフィールやタグに英語と中国語を取り入れたりしています。

語学を使うのって難しい!と思われがちなのですが、簡単な単語でコミュニケーションできるだけでもきっと楽しいって感じられるはず。

 

外国語を学ぶために必要なことってなんだろう?という私なりの考えのいくつかをつらつらと書いてみます。

 

 

インスタグラムを語学学習に活用する

芸能人の投稿を読むのをメインに使うつもりで、更新は気が向いたときだけですが、海外の人と繋がるのも面白いかもと思い、タグに日・英・中の三か国語を入れてみることにしました。

プロフィール欄も英語と中国語に。海外の人って、好きな言葉を入れている人が多いんですよね。なので、私も真似して入れてみました。 

做人,简单就好;生活,宁静就好。

Stay low, stay quiet, keep it simple, don't expect too much, enjoy what you have. 

 

まずは中国語の好きな言葉を選んで、それに近い英語のフレーズ、名言みたいなのを探してコピペしたのが下の文章。日本語にすると「シンプルに。穏やかに。」みたいな感じかな。

 

適切に訳すには日本語と他の言語の違いを知ることが大事

こうして訳を書いてみると、日本語短い!ですよね(;^ω^)

日本語は一つの単語や文章の中にいろんな意味が込められていて、言外の意味を文脈や状況、雰囲気で判断することが多いです。一方、英語や中国語はより具体的に言葉で説明する必要があります。 

 

英語や中国語に訳すとき、一字一句そのまま訳そうとする人が多いと思うんです。でもそれはいったんやめることを意識した方がいい。

国が違えば文化も習慣も違うので、全部が1対1で同じ意味を持つ単語に訳せるわけではないんですよね。むしろ、そのまま訳すと不自然になってしまうことの方が多いです。 

 

だから訳し方は人それぞれで、絶対の正解なんてものはありません。訳す人のセンスによるところがかなり大きいのではないでしょうか。

 

語学を習得するのに必要な勉強法 

この記事(岡山に移住してよかったこと)で少し触れましたが、英語と中国語を習得して仕事で使ってきました。講師として教えた経験もあります。今回は自分が大事だと思うこと、外国語を学ぶコツをさらっとですがシェアしてみようと思います。

 

1. 単語を覚える

基本中の基本です。面倒くさくてもできるだけたくさん覚えてください。単語を並べて、あとは表情やアイコンタクト、身ぶり手ぶりでなんとかなることは多いです。

人のコミュニケーションにはノンバーバル(non-verbal/非言語の)とバーバル(verbal/言語の)の2種類があるのですが、大半は非言語で行っているそうです。言葉はなくとも思いは通じるのはそのためです(^^)

 

2. 文章を作る+単語の並べ方や活用の仕方を覚える

いわゆる文法ですね。小難しくて嫌われがちですが、やっぱり大事。文法書をいきなり読んでも続かないと思うので、気に入った文章をピックアップして、どうしてこういう順番なんだろうと、でき上がった文章から該当の文法を調べた方が楽しく覚えられるかもしれません。

そしてその文章を自分なりにアレンジ。単語一つだけを入れ替えるとかでも十分です。初めは真似することから。

 

▶英作文の練習におすすめ

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中学校の学年別にパートが分かれていて、文法項目ごとに例文がまとめられています。まじめな例文が多くてインパクトに欠けるかもしれませんが、パターンを覚えるにはこのぐらいがちょうどいいです。

 

3. 単語や文章を声に出して読む

日本人の悪いところは、机に向かって勉強しているとやった気になってしまうことです。語学はとにかく使わないと上達しない。インプットとアウトプットをバランスよくが理想です。

とはいえいきなり外国人とコミュニケーションを取りなさい、と言ってもハードルが高いので、まずは一人で声に出すところから。普段から声に出してないと、いざ話そうと思っても出てこないものです。

そして何度も繰り返し音読しているうちに、その言いまわしが頭の中にインプットされ、ふと口をついて出てくるようになります。

 

いちばんいいのは「シャドーイング」というトレーニング方法なんですが、それについて書くと長くなるのでここでは割愛。気になる方はググってみてください。

 

▶音読やシャドーイングにおすすめ

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英文は中学で習うものばかりで、初心者も安心です。前半の使い方の部分だけでかなりの量を占めていますが、外国語を学ぶ上で知っておきたいことがぎゅっと詰まっています。ぜひ目を通してみてください。

 

いちばん難しいのは継続すること

とにかく積み重ねが大切!教えていたときの経験からですが、最初の壁は半年、そして2年以内にやめてしまう人が本当に多いです。2年以上続いたら、ぜひ自分を褒めてあげてください。始めた頃に比べると、できることが各段に増えているはずです。

あれこれできていないことを考えるのではなく、できるようになったことをカウントして自信を持つことを忘れずに!

 

いつかわかるようになるときが来る

細かいことは気にしない。間違えることを恐れない。細かい文法やルールを気にしだすときりがないです。初めのプロフィールの訳のところでも取り上げましたが、人によって表現の仕方は様々なので。

それよりもまずはわかることをどんどん吸収することが先です。そうしているうちに、あとになってそういうことか、とふと気付くときが来ます。それまで気長に待ってください(笑)

 

おわりに

覚えたり声に出したりする文章は、まじめなものならテキストやインターネットのニュースなどから覚えられそうなものを。くだけた文章ならSNSを活用するのも一つの手。

海外の人のつぶやきやリプライからピックアップしてもいいと思います。好きな映画のセリフなんかもいいですね。

勉強法として挙げた三つのことをコツコツとやっているうちに引き出しの幅が広がって、表現力がだんだん上がってくるはずです。

 

書きながらふと思ったんですが、ブログの文章を書くコツも、もしかしたらこれと同じなのかもしれません。

外国語習得中の方やこれから始めようと思っている方はよかったら意識してみてくださいね!

 

▶インタビューもあって、勉強にも息抜きにもなるおすすめ語学学習雑誌

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