晴れの国岡山から旅まちめぐり

岡山に移住した三重県人によるブログ。岡山や旅の魅力を発信。ときどき読書記録。

【瀬戸内国際芸術祭2016】本島

日帰りアート巡りの旅。秋会期のみの芸術祭開催となる本島と高見島へ行ってきました。 島から島へと渡るのは今回が初めて。ちょっと慌ただしくなってしまいましたが、一日でなんとかまわることができました。この記事がこれから行く方の参考になればと思います。

まずは本島編から!

 

目次

 

瀬戸大橋をくぐって本島へ

児島観光港から高速船に乗って本島へ。駐車場は無料で利用できます。但し、チケット売場に置いてあるノートに車のナンバーを記入する必要があります。窓口のスタッフは何も言ってくれないので要注意!電車の場合は児島駅から歩いてすぐです。

平日でしたが、小さな船のため席はわりと埋まっていました。

瀬戸大橋をくぐるのは初めて!下から見上げても迫力ありますね。

30分程で本島港に到着です。

 

笠島・甲生地区

港に着くと、スタッフの方たちが元気に挨拶されていて歓迎ムードいっぱい。レンタサイクルを借りるときにも皆さん親切で、タイヤの空気をしっかりチェックしてくれたりと助かりました。

今回は電動アシスト付きではなく普通のママチャリにしました。それほど遠くなく、坂も緩やかでいい運動になりますよ。特に秋は風が気持ちよくて最高です!

距離のある笠島地区から見ていくことにしました。

存在感のある赤い船のオブジェ。軽い素材でできていて、風が吹くとゆったりと揺れるそうです。

水の下の空 アレクサンドル・ポノマリョフ


薄暗い古民家に浮かび上がる幻想的な作品。潮の満ち引きを作り出す月が表現されています。ときどき流れる音が作品のアクセントになっていて印象的でした。調べてみたら、作家のツェ・スーメイ氏は音楽家の両親のもとに生まれ、自身もチェロを演奏するそうで、音響を効果的に取り入れた作品を多く作っています。


Moony Tunes ツェ・スーメイ

 

笠島には町並み保存地区があり、風情のある古い建物が多く残されています。

笠島は、塩飽水軍の拠点として古くから開かれた港町です。香川県で唯一、国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されています。江戸から大正の名残を残す町並みには、「塩飽大工」と呼ばれた名工たちによって手がけられた、漆喰塗りの白壁、なまこ壁、千本格子窓、虫籠(むしこ)窓、矢来(やらい)、持ちおくり、むくりなどが現在も美しい状態で保存されています。
昔のままの街並みを残す島(本島)|さぬき 瀬戸しまネッ島より

 

マッチョ?
気になる名前の由来は、「町通り」が訛って「マッチョ通り」になったそうです。 

本島はかつて塩飽(しわく)諸島の中心であり、塩飽島や塩飽本島と呼ばれていました。小さな島にこれだけ立派な昔の町並みが残っていることからも、自治を認められていた「塩飽水軍」の繁栄ぶりがうかがえます。

今回は二つの島をまわるため駆け足になってしまいましたが、観光もしつつ本島を一日かけてゆっくりまわるのもいいと思います。

古民家を使ったお食事処も。

カフェ吾亦紅(われもこう)。本島の野菜を使ったカレーがおいしそうです。

とらや。穴子丼がリーズナブル。テイクアウトできる穴子飯弁当もあります。

海沿いの来た道を戻って次の作品へ。
腕が良いことで有名だった「塩飽大工衆」の復活を願い、2013年の芸術祭作品として制作されたもの。


善根湯×版築プロジェクト 齊藤正×続・塩飽大工衆

 

続いては甲生(こうしょう)地区へ。港と笠島の間ぐらいの位置ですが、作品は少し離れたところにあります。

全体的に不気味。あまり長居したくない雰囲気でした(;'∀')
島の風習である両墓制(遺体の埋葬と墓参りの用のため、故人一人につき二つの墓を用意すること)から着想を得た作品。


産屋から、殯屋から 古郡弘

 

泊地区

最後は港周辺の泊(とまり)地区。笠島で町並みを見たり猫とたわむれたりしていたら思ったより時間がかかってしまい、ちょっと焦りながらの鑑賞になりました。


咸臨の家 眞壁陸二


春に沙弥島で見たそらあみは、本島のワークショップで編んだ漁網を連結してさらにグレードアップ。青空の方がやっぱり映えるかな。


そらあみ<島巡り> 五十嵐靖晃

www.harenokunikara.net

 


Vertrek「出航」 石井章

 


シーボルトガーデン 川口豊・内藤香織

 

店や民家の軒先に飾られた鏝(こて)絵のアート。島が賑わっていた頃の様子を図案化して絵看板にしたそうです。

こて絵(こてえ、鏝絵)とは、日本で発展した漆喰を用いて作られるレリーフのことである。左官職人がこて(左官ごて)で仕上げていくことから名がついた。題材は福を招く物語、花鳥風月が中心であり、着色された漆喰を用いて極彩色で表現される。これは財を成した豪商や網元が母屋や土蔵を改築する際、富の象徴として外壁の装飾に盛んに用いられたからである。
こて絵 - Wikipediaより

真っ白なものも。装飾が細かい。

ここのレトロな一角が好きです。


漆喰・鏝絵かんばんプロジェクト 村尾かずこ

 

お昼ご飯は港近くのお土産やさんでタコ飯を買って、高見島へ向かう船の中で食べました。

 

ところかまわず眠る猫たちがかわいい

本島は今まで巡ってきた島の中で、いちばん猫の島っぽかったかも。行く先々で猫に出会いました。中でも、笠島のとあるお家でくつろいでいた猫たちがかわいかったです。

睡魔には勝てない。

原付にすっぽり。

自転車のかごが定位置。

台車の上にも。

大漁。

そして猫だんご。とにかく乗り物が人気のようです(*´∀`)

 

アクセス

岡山から
児島観光港(JR児島駅より徒歩5分)より、むくじ丸海運で約30分
車は、児島ICより約5分、児島観光港駐車場(無料*)を利用
*むくじ丸海運切符販売所にて、本島行・駐車の旨お伝えください。
船賃(往復) 大人1,210円 小人610円

四国からは丸亀港よりフェリーが出ています。

島内の移動は、効率よくまわれるレンタサイクルがおすすめ。バスもありますが本数は少なめです。

普通自転車…500円/1日
電動アシスト付き自転車…1500円/1日

今回のスケジュールを参考に載せておきます。
児島9:30発 本島10:00着
本島13:20発 高見島13:45着
高見島16:10発 本島16:35着
本島16:45発 児島17:15着

本島から高見島への航路は秋会期限定です。詳しくはこちらからどうぞ。
アクセス方法 - ACCESS | 瀬戸芸本島(瀬戸内国際芸術祭2016 秋・本島会場 公式ホームページ)


高見島にも行くならレンタサイクル必須です。丸亀からのフェリーの方が収容人数が多く時間も早く着きます。そのため混み合う土日は、児島からの便が到着したときには既に自転車がなかったというコメントも見かけました。

児島から行く場合、本島だけを見るプランと高見島と合わせて見るプランと、両方を用意しておくとストレスなく過ごせるかと思います。

 

次回、高見島編に続きます! 

www.harenokunikara.net

 

瀬戸の島旅 岡山・香川を島はしご 小豆島 笠岡諸島 豊島 直島 日生諸島+27島

瀬戸の島旅 岡山・香川を島はしご 小豆島 笠岡諸島 豊島 直島 日生諸島+27島

 

 

 

▶本島周辺の宿を探す
一休高級ホテル・旅館が最大60%OFF!
高級宿泊施設の予約ならRelux