先日は日帰りで大阪へ。
祖母と最後のお別れでした。時折雪の舞う、寒い寒い一日でした。
大人になってから親族を亡くすのは、実は今回が初めて。祖母にとってたった3人しかいない孫のうちの一人で、私が唯一の女の子だったため、子どもの頃はずいぶんとかわいがってもらいました。
就職してからは会いに行くのはだいたい2年に1回ぐらい。生前の祖母に最後に会ったのも、やはり2年程前でした。
いつだったか手土産にお花を持って行ったら、家族はそんなことしてくれないからとすごく喜んでくれたことをふと思い出し、ちょっと寂しくなりました。
だけどもう悲しみよりも、91歳まで長生きしてくれて本当にありがとうという感謝の気持ちの方が大きかったです。家族葬でこじんまりと気がねなくお別れができたのもよかったですし。大阪の中心地からは離れますが、地方と比べると近所付き合いや親戚付き合いがさっぱりとしていて、そういう形が取りやすかったのもあると思います。
大人になったからか、お線香の匂いと導師様が読み上げるお経に、不思議と悲しみも癒やされました。そんなに信心深いわけじゃないけど、こういうとき宗教はありがたいものだと腑に落ちました。
写真は、昔からずっと変わらない駅ビル「サンメイツ」と、久しぶりに買ったヒロタのシュークリーム。
小さい頃いちばん好きだったチョコ味。今食べてみるとちょっと甘すぎでした。大人にはカスタードの方がいいかも。