今年は3年に一度の瀬戸内国際芸術祭が開催され、島巡りを堪能した一年でした。春の沙弥島に始まり、犬島・直島・豊島・男木島・女木島・小豆島・本島・高見島とまわった島は全部で9つ。
小豆島のアート作品のことをまだ書いていなかったので、芸術祭は終わってしまいましたがふりかえってみたいと思います。小豆島へは夏会期と秋会期の2回訪れました。
目次
新岡山港から両備フェリーで小豆島へ
小豆島は芸術祭開催地の中で最も大きな島ということで、本州側、四国側の各地からたくさんの航路が出ています。岡山からは新岡山港利用が便利。一日13往復と本数が多く、ほぼ1時間に1本はあります。 小豆島の土庄(とのしょう)港まで約70分です。
時刻表やアクセスはこちらからどうぞ。
小豆島と岡山間のフェリーなら両備フェリー
大型フェリーのため、車で乗り込むことも可能です。豊島や直島の小型船のように積み残しがあったり、整理券がないと乗れなかったりということはなさそうでしたが、車の場合は余裕を持って向かったほうがいいです。秋会期に車で行ったんですが、チケット窓口は大混雑、車を誘導する係員も少なくてどこへ並んでいいのやら戸惑ったので。(両備フェリーさんももう少し案内をわかりやすくしてくれることを望みます。)
この日乗ったのは「にゅうおりんぴあ号」。船内はどことなく昭和っぽい。
売店があったり。
いちばん上のデッキにはこんなスペースも。
寒くない季節なら、外で景色を眺めながらぼーっと過ごすのもいいですね。
小豆島へ行く前に、バッグを新調しました。ノースフェイスのGEMINI(ジェミニ)。両手が空くのはやっぱり便利だし、ペットボトルを刺して背負っていても重さを感じず、疲れにくいです。さすがはアウトドアブランド。
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朝日にキラキラと照らされた海を見ているうちに、小豆島へ近づいてきました。
かどやのごま油は小豆島が発祥の地。貨物船が横付けできるんですね。
ごま油はかどやがいちばん。他の安いのも試しましたが、香りが全然違います。
土庄港のターミナルビル入口。アートと港の名前「とのしょう」が掛けてあっておしゃれなロゴになっています。
バスで草壁港へ
今回は日帰りで、島内の移動はバスを使うことにしました。土庄港から草壁港までの海沿いを通る路線が比較的本数多めだったので、南側の港エリアの作品を中心にまわることに。小豆島オリーブバスの一日フリーパス(1,000円)を購入しました。
小豆島オリーブバス|回数券/フリーパス
他の路線より若干多く走っているというぐらいで、結局乗り継ぎがあまりうまくいかず、せっかく来たバスが満員で乗れなかったりと、1,000円分も使えませんでした。ただ混雑する車内で小銭を用意する手間が省けたのはよかったです。
小豆島を効率よくまわるなら車がおすすめです。秋会期は今回の反省を生かして車で行ったんですが、ずいぶんと楽でした。
夏会期の草壁港エリアの作品は3つ。
一つめは古い蔵の中に展示された作品。春会期には実際にここで鍋を囲んでいたそうです。こたつに土鍋。ほっこり。
小豆亭(こまめてい) 村上慧
一方隣の展示室はシュール。現代インドと日本社会について、絵画で表現したものだそうです。こんな雰囲気の絵がたくさん並んで漫画作品のようになっていました。
Haragei サルナス・バナルジー
草壁港はこじんまりとした港。作品は全て歩いてまわれる距離にありました。だからこそすぐに見終わってしまって、次のバスまで時間を持て余してしまうんですよね(;´・ω・)
こちらは食のアート。ジェラート2種盛り430円。ちょっと高めですが、せっかくなので注文。チョコレートと白ごまパンナコッタにしました。新鮮な素材を使い、店内で手作り。自然の色と味わいを大切にしているそうです。どちらも濃厚でおいしかった!
お店は会期外もやっています。小豆島の旬の食材を生かしたジェラート専門店。ミノリジェラートさん。
MINORI GELATO | 小豆島イタリアンジェラート+バール
Shodoshima Gelato Recipes Project by カタチラボ graf+FURYU
池田港
続いて向かったのは池田港。作品は一つだけです。海岸沿いに歩くため満潮時には通れないこともあり注意。ということでここも時間つぶしに困る可能性が高く、車で来るのがベター。
真っ白な空間の中で、ときどき四角い板がひょこっと動くのが面白い。
Someone's Coming! ポーズ・アンド・ラオ
照りつける太陽の日差しに負けそうになりましたが、海と空の鮮やかなブルーは夏ならでは。
高松から出ている国際フェリー。カラフルなパンダの柄がかわいい。他にきりんバージョンもあります。
長くなってきたので今回はここまで。次回土庄本町、土庄港編に続きます!
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