晴れの国から旅まち巡り

岡山に移住した三重県人によるブログ。岡山を中心に旅やグルメの記録を発信。

【2019年10月北京旅行記8】おしゃれなお店が立ち並ぶ夜の五道営胡同を歩く

北京旅行記が1か月以上滞ってしまいました。最近記事にしたいことが多すぎてなかなか追いつきません(;´∀`)

 

2日めの夕方、中国茶館「一承茶舎」を出て雍和宮大街を北へ。目指す場所は五道営胡同。近年おしゃれスポットへと変貌した、若者や外国人が多く集まる通りです。

時間があればお店にも寄ってみたかったのですが、暗くなってしまったので一旦ホテルへ戻ることに。地下鉄安定門駅まで歩けば五道営胡同がちょうど通り道になります。どんなお店があるんだろうと興味津々で歩きました。

 

 

雍和宮近くの小さな胡同に入って庶民の暮らしを垣間見る

雍和宮大街を歩いていたら、脇の小さな路地が気になり……。視線を送ると友人も同じように感じていた様子。

ライトで照らされ、まぶしいぐらいに明るい。向こうの方にちらっと人影が見え、まあ危なかったら走って戻ろうと、小さな路地「胡同」を孔子廟の方へ入ってみることにしました。

 

元々歩くつもりだったルートは雍和宮大街をまっすぐ北へ進む方。途中で1本西側のルートの方に切り替えたような感じです。

自転車が置いてあったり、中国の縁起のいい飾りが貼ってあったり、こういう何でもない庶民の生活の息吹を感じられる場所に惹かれるんですよねえ。

 

ただ、夜人気(ひとけ)のないところを歩くのは、本来とても危険なことです。女性一人ではやめておいた方がいいですし、十分に警戒して備えておくことは忘れないでくださいね。

 

やばい、見つかった?みたいな顔をしている猫さん。 

 

突きあたりの赤い壁が孔子廟です。

 

赤い壁に沿って北へ。官書院胡同と呼ばれる通りです。地元の人がわりと歩いていました。

さらに脇へ入ってみると、奥にお店が。

あとで高徳地図を確認してみたら、ブックマークしていた茶館でした。茶味茶舎というお店。口コミによれば、ここにも猫さんがいるようで。

住所: 北京市东城区官书院胡同18号

営業時間: 10:00-22:00

高徳地図リンク:茶味茶舎 

 

昔ながらの商店が残っていますね。買い物をする親子。

官書院胡同から再び雍和宮大街へ戻って五道営胡同を目指します。 

 

雍和宮大街から五道営胡同へ

19時前の地下鉄雍和宮駅付近。すっかり日が暮れてしまいましたが、明るくライトアップされた大通りは都会の現代的な雰囲気。

京兆尹(けいちょういん、ジンジャオイン)は有名な素食料理レストラン。素食とは菜食のこと。ベジタリアン料理を提供する高級店です。

 

五道営胡同はすぐそこ。看板に従って雍和宮大街から西へ入っていきましょう。

高徳地図リンク:五道営胡同

 

歩くだけでも楽しい!伝統と新しい文化が融合した五道営胡同

五道営胡同を写真を撮りながら歩いてみました。焼肉と営業中の文字。日本料理店かな? 

 

胡同や四合院の伝統な雰囲気の中に、バー、レストラン、雑貨店など西洋の新しい文化が入り混じっていて、どこを切り取っても面白いです。 

 

紫の妖しい光に照らされた入口。火鍋料理のお店のようですね。四合院の前庭らしきものが奥に見えます。 

この辺りのお店はどこも高そうだけど、ここで火鍋を食べるのは楽しそう。

 

国慶節が過ぎたばかり。2019年はちょうど建国70周年でお祝いムード。赤い国旗や提灯が至るところで目を引きます。

 

ライトで地面に投影する広告も。

 

人通りは多いけれど、翌日行ったもう一つの人気おしゃれ胡同「南鑼鼓巷(ナンルオグーシャン)」より落ち着いていてゆっくり散策できました。南鑼鼓巷は人気になりすぎて、週末の昼間は人でいっぱい。混雑が苦手な人には、五道営胡同の方がおすすめです。

 

インスタで検索していたら、屋上がテラス席になっているお店も多いようで。冬の寒さが厳しい北京ですが、開放的な屋外の席も意外と需要があるのでしょうか。寒くなる前なら、屋上で胡同を眺めつつお茶を飲むのもいいですね。

 

ここも事前リサーチで気になっていました。中国茶のお店、一拙。茶館よりカフェといった雰囲気。茶器の販売もしているそうなので、次は昼間に来てみよう。

住所: 北京市东城区五道营胡同84号(安定门地铁站B出口旁安定门内)

営業時間: 12:00-21:00

高徳地図リンク:一拙

 

深夜にお腹が空いてコンビニ飯の晩ご飯

安定門駅から地下鉄に乗って、ホテルに戻りました。

ちょっと遠回りにはなりますが、歩く距離がいちばん短いルートで。地下鉄2号線と8号線を乗り継いで20分程。宿泊していた北京プライムホテル王府井は8号線の中国美術館駅からすぐです。

 

ホテルそばの大きな交差点。何度も通った場所です。これを書いている今やもう既に懐かしい。

 

昼間食べた郑师傅私房牛肉面の牛肉ラーメン一承茶舎のお茶菓子でお腹いっぱいになってしまい、晩ご飯はもういいやと話していたものの、部屋で休んでしばらくしたら、お腹が空いてきてしまい。結局夜遅く王府井周辺を歩いて何か食べれるところを探しに。

 

とはいえ22時も過ぎた頃。火鍋のお店ぐらいしか開いていなくて、あきらめて近くのコンビニで食べ物を買うことにしました。

ホテルから南にまっすぐ300m程歩いたところにファミリーマートがあり、北京滞在中よくお世話になりました。宿泊先近くにコンビニがあると何かと安心。ファミリーマートは中国語で「全家」。入口両側に獅子像が並んでいるのが中国らしい。

 

部屋に戻って深夜のコンビニ飯。 

寝る前に明らかに食べ過ぎだけど、これも今となってはいい思い出。ちゃんと辛い大盘鸡のお弁当。おいしかった!

 

さて、これで2日めがおしまい。旅行中って1日が本当に長く感じますよね。

翌日、北京3日めの朝ご飯は地元の人に人気の清真料理店で、豆腐脳という変わった名前の料理を食べてみましたよ。

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