全国的に雪が降る寒い日となりましたが、ここ岡山では晴れの国らしく青空が見えていました。
岡山に来てからできた友人が英語を習いたいと言ってくれて、今朝は最初のレッスンでした。
岡山への移住についての記事にも書いたように、いつか教室を開けたらという思いがあったのですが、先月からもう一人声をかけてくれたこともあり、念願叶ってSkypeでの英語レッスンを始めることになりました。
簡単なカウンセリングと体験レッスンをしたときに、友人が言ってくれた言葉が自分にとってすごく大きな力になっています。
彼女とは食事をしながら、岡山に移住してからの生活のこととか、働き方のこととかを話したことがありました。
例えば、仕事に追われる生活よりも、収入は減ってもしばらくの間はゆったりと毎日を過ごすことを優先したいということや、働き方は一つでなくていいのではないか、それぞれに合ったスタイルがあるはずというようなことを。
今回彼女が英語を習ってみようと思ったきっかけは、そんなふうに私が話したことも影響しているとのこと。仕事を調整してこれからのために勉強する時間を取りたくなったのだと話してくれました。自分の言葉がこうして誰かの心を動かしたということにまず驚いたし、それが今後の仕事に繋がるというのは、なんだか信じられないことのようでした。
今や英会話教室は至るところにあふれていて、中国語の方が他と差別化できるんじゃないかと考えていたんですが、体験レッスンで伝えた英語のちょっとしたコツにも、すごく納得できた!と言ってもらえて、そうか、自分にしか教えられないことが英語にもあるじゃないか、と気づかせてもらえた瞬間でした。
英語を学ぶコツや心構えについてはこちらの記事にまとめています。
教えることは本当に好きで、レッスンのプランをあれこれ考えるのも楽しい。ただ、講師の仕事というのはなかなかお金にならないことが多く、生活を支えることを考えると、続けるのは大変だったりもします。だから講師をするなら雇われではなく、小さくてもいいから個人の仕事としてやろうと思い、移住してからは別の仕事に携わることにしました。今もその仕事を続けつつ、英語の講師は副業として始めました。
なんとなく流れに任せていたら、去年の春ぐらいからちょこちょこと副業をするようになり、以前の記事にも書いたように、複数のことを同時進行する方が面白いし、自分にも合っている気がします。どれかを辞めても何とかなる、というのは後ろ向きなようだけれど、気持ちに余裕を持つ上で大事だったりもします。社会的な信用や安定の面では正社員にかないませんが、やはりどちらも一長一短なのでしょう。
働き方の多様性がもう少し社会的にも認められていくといいですね。そうすればもっと一人一人が自分の時間を大事にすることに、目を向けやすくなるのではないかと思います。
人生は選択の連続、という言葉が印象的だったこの本。岡本太郎さんのエッセイ。

自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間"を捨てられるか (青春文庫)
- 作者: 岡本太郎
- 出版社/メーカー: 青春出版社
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