瀬戸内海の島々の魅力が詰まった雑誌『せとうち暮らし』。宇野港で行われた、トークイベントに参加してきました。
bollardさんでのトークイベントにご参加いただいたみなさま、ありがとうございました! | せとうち暮らし アーカイブス
せっかくなので、会場で売られていたバックナンバーを3冊購入。表紙もかわいくて、手に取ってみたくなります。
読んでみて気になった記事やフレーズ、感じたことを書き留めておこうと思います。
vol.10より
漫画家、ひうらさとるさんと旅する、直島の記事から
「島は何もないけど、そこにしかないものがある」、ってことを伝えたい
島ではイレギュラーなことも受け入れられる余裕が生まれる
向島(むかえじま)に移住した「よっちゃん」の記事から
移住者も旅人も、自分たちで楽しもうとか何かを生み出そうっていうパワーがある
そこにしかない自分だけの宝物。それが見つかれば、もっと自分の生き方をいとおしむことができる気がします。
二つの記事に共通しているのは、「そこにしかないもの」があるということ。
旅の手段として、船ってなかなか乗ることがない。本数が少なくて時間がかかることもあるから。
だけどそれは、交通手段がたくさんあって、便利な生活の中にいるからこそのものさしで、島で暮らす人々にとっては、船で移動することも日常の一部。
そうやって「あたりまえ」が、旅に出るとがらっと変わってしまうこともあるから、ひうらさんが言うような余裕が生まれたり、そこにしかない何かに出会ったりするのだと思います。
豊島(てしま)の自転車旅の記事も、じわっと笑えて。そしてこの言葉を聞いて、なんだかとても安心しました。
何もしなくていいのだ。どうせ人間、本当に何もしないということはできない。
旅をしたり、引っ越したり、移動していると、なぜ?何があるの?という質問に直面したりします。直感でいいなと思って動くこともあるので、正直言葉ではうまく伝えられないことも。
だけど、なんとなくそこへ行っても、人それぞれに見たり感じたりするものがあって。具体的に目的はなくても、ただそこにいるだけで、その人の心はちょっと豊かになるから、それでいいんだよと言われているようで、ほっとしました。
ちょうど、この雑誌のイベントのことをFacebookに載せたら、友人から「素の自分がみつかりそうな場所」という、瀬戸内のイメージにぴったりなコメントをもらえました。
海外も刺激的だけど、たまには国内の、行ったことのない場所へふらっと出かけてみるのもおすすめです。
『せとうち暮らし』の取り扱い店はこちらを参考に♪
※2017年4月追記
『せとうち暮らし』はリニューアルして『せとうちスタイル』 になりました。
せとうちスタイル | 瀬戸内で見つける、新しい生き方。ヒト、モノ、暮らしのストーリー