2014年3月にオープンしたONOMICHI U2は尾道駅からほど近い、海沿いの倉庫を改装したサイクリスト向け複合施設です。読み方はオノミチユーツー。
尾道観光といえば山の上の千光寺が定番なので、まずは駅から商店街方面を目指すことが多いと思いますが、ONOMICHI U2は反対側、駅から出て右側、海沿いをしばらく進んで行くと見えてきます。
おしゃれなテラスに腰かけてぼーっと海を眺めることができますよ。
ぱっと見ただけだと川のようにも見える尾道水道。学生の頃は水平線のない海に物足りなさを感じていましたが、今ではすっかりこれが海だ―!って思えるぐらいに身近にある瀬戸内海に馴染んできましたね。
ONOMICHI U2へは、以前桜の季節に尾道に来たときにちょっと立ち寄っただけ。今回一緒だった友人が尾道は初めてということで、ゆっくりと見てまわることにしました。
サイクリスト向け複合施設というだけあって、中には自転車ごと泊まれる宿泊施設や台湾の自転車メーカー「GIANT」の直営店もあります。
そして尾道はしまなみ海道への玄関であることから、尾道や瀬戸内海の島々のおしゃれなお土産を扱ったパン屋さんや雑貨屋さんも入っていますよ。「おしゃれなお土産」というのがポイントです。単価はやや高めのものが多いですが、かわいくて質が良くて女性が喜びそうなものがたくさん。
いわゆる「ばらまき土産」には向きませんが、大切な家族や友人にちょっといいものを贈りたいとき、大切に長く使いたい雑貨や服を選びたいときにちょうどいいです。
今回友人とすっかり気に入ってしまったSHIMA SHOPさん。
サイクリストにとって使いやすいバッグやジャケットがあったり、シンプルで飽きの来ない生活雑貨がたくさん並んでいます。ロードバイクにも乗る友人はサコッシュという斜め掛けのバッグを買ってました。
瀬戸内柄のかわいいマスキングテープや自転車モチーフのボールペンなども。
窓からは海。今までの昔懐かしいレトロな雰囲気の尾道もまだ残っているけれど、東京にもありそうな洗練されたお店がここ数年でだいぶ増えたなーという印象。
SHIMA SHOPの店員さんがまたかわいくて気さくで、写真撮影の許可にも快く応じてくれました。
私が気になったのはやっぱり手ぬぐい!!
尾道の隣、三原市在住の作家さんがデザインした「うみしま手ぬぐい」をお買い上げ。
お店のインスタ投稿によると、捺染で染められているそう。手ぬぐいの使い方の記事で紹介しましたが、 横浜の濱文様の手ぬぐいと同じ染め方で、色落ちしにくくて使いやすいんですよね。片面しか染まっていないのが特徴です。
1枚1,100円(税抜)。からし色が好きでひと目惚れ。ONOMICHI U2からも見える造船所や尾道の港の風景がデザインされています。
もう1枚はグレーの柄。色は落ち着いてますがデザインはこちらの方がかわいい。
自転車やしまなみ海道の橋が描かれていて、尾道らしいモチーフがいっぱい。ハンカチ代わりに日常でガンガン使っても丈夫で長持ちする手ぬぐいは、何枚あっても重宝しますよ。
ONOMICHI U2には他にもパン屋さんやレストラン、バーもあります。おしゃれで雰囲気がよく、見ているだけでも楽しいですし、飲み物を買ってテラスで休憩するのもいいですね。いろいろな使い方ができそうです(*´ω`)
一口餃子がおいしい四一餃子。SHIMA SHOPでお買い物をしたあとに行ってきました。