アオババ岡山店に続く(個人的に)待望のベトナム料理専門店がオープン!岡山駅前商店街にあるハノイレストラン。2019年11月に開店したばかりです。
すっかり気に入って昨年末に2回も食べに行ってしまいました。そして今月また女子会でうかがう予定。めざせ常連!
店内はベトナム語しか聞こえないし、パクチーはデフォで入ってくる。一度お店の前を通ったときには、ベトナム語での大合唱が聞こえてくるというw
日本人グループ完全アウェイな感じが最高です!看板に書いてある通り、本場ベトナム料理と楽しい時間が味わえること間違いなしです。
- 1階はベトナムの食材が揃うハノイマート、2階がハノイレストラン
- 本場ベトナムの味を堪能!ハノイレストランで食べたもの
- ベトナムのビールやココナッツの実をそのまま使ったジュースも
- 料理の食べ方を優しく教えてくれる店員さん
- クレジットカードや各種電子マネーに対応
1階はベトナムの食材が揃うハノイマート、2階がハノイレストラン
ハノイレストランへは岡山駅東口から歩いて数分。岡山駅前商店街のアーケードの中にあります。
どこから入っていいのかちょっと戸惑いましたが、1階のスーパーハノイマートを抜け、奥の階段から2階へ上がったところがハノイレストランです。
※現在は1階もレストランに改装され、食材店のハノイマートは数軒西側に移転しています。(2023年6月追記)
店員さんにレストランへ行きたいのだけど……と声をかければ教えてくれます!但し、にぎわってるときは誰が店員さんで誰がお客さんだかわからないw
というわけで、とりあえず勇気を出して周りの人に声をかけましょう。誰かがなんとかしていざなってくれます。
1階スーパーには珍しいベトナムの食材がたくさん。入ったらそこは外国!みたいなこういう場所、大好きです。医大前商店街の中国食材店、亞洲物産に並ぶ楽しさ。
大量のレモングラス。
葉っぱに包まれた何か。中身は多分、おこわかな?
入口近くには同じように葉っぱに巻かれた四角いおこわが積んであって、店員さんがお正月に食べる料理だと言ってました。
パパイヤは段ボールに岡山県産と書かれてたんですけど、岡山でも採れるんですねえ。
階段を上がったら、そこがハノイレストラン。ハスの花の飾りや鮮やかなオレンジの壁。日本の飲食店とはやっぱりセンスが違う。
本場ベトナムの味を堪能!ハノイレストランで食べたもの
ハノイレストランで食べた料理の写真を貼っていきますね。1回めは5人で、2回めは2人で訪問。けっこういろいろ食べられました。
メニューは種類が多くて載せきれないので、特別料理と麺類のを参考にしてみてください。
ハノイレストランの公式サイトでも日本語のメニュー一覧が見られたのですが、現在ページが見つからないので、再度確認できたらリンクを載せます。(2021年5月追記)
定番ベトナム料理、生春巻きとベトナム風お好み焼き「バインセオ」
この辺りは名前を聞いたことがある人も多いはず。生春巻きとバインセオです。
バインセオは黄色い皮で包まれたベトナム風お好み焼き。ずっとタマゴだと思ってたら違いました。米粉とココナッツミルクをベースにターメリックで黄色く着色しているそうです。へー!
名古屋のサイゴン2で食べたのは皮がパリパリだったけど、ここのはわりとしっとりめ。中はモヤシや豚肉が入ってることが多いです。ハサミで切ってたれに付けていただきます。
どうやらレタスで巻いて食べるのがベトナム流らしい。メニューを読んで知りました。
イチオシ!食べづらいけど香るスパイスが素敵なチキンのビール蒸し
ガーハップビアトウオイというチキンをビールで煮た料理。私、これめちゃくちゃ好きです。
現地のキリンビールを使って素敵なチキン蒸しをお試しください!
(メニューより)
メニューの説明通り、本当に素敵!!香ばしいチキンの皮に、グリーンカレーに入ってるようなスパイスがかかっていて、絶妙な味わい。
小皿のレモンだれを混ぜて、お好みで付けて食べます。
難点は食べにくいところ。骨もそのまま残っています。だからこそいい味が出るのですが、同席したみなさんあまり箸がすすんでなかったようで(;・∀・)
私かなりがっついてしまいました。スミマセン!
女子会には向かないね、と相方にも言われてしまいましたが、個人的にはイチオシ料理!手をベタベタにしながら食べてみてほしいです。
日本の居酒屋メニューと似ていて馴染みやすいハムと揚げ物
ベトナム風ハム、軟骨の唐揚げ、チャーカーハノイという魚のさつま揚げ。カーが魚の意味だそうです。
スイートチリソースをお好みで。どれもクセがなく日本の居酒屋メニューと似ていますし、魚を使ったさつま揚げも日本人に馴染みやすいと思います。
フエの名物麺料理「ブンボーフエ」
2回めに行ったときに〆に頼んだブンボーフエ。ベトナムの古都フエの名物ラーメンです。
上にのってるのは多分豚足。でも全然臭みはなく見た目よりあっさりした感じ。
フォーの平べったい麺とは違って、丸い太めのうどんっぽい麺。お肉、野菜、ハムと具だくさんラーメンでした。
甘いおこわのベトナムデザート
もちもちおこわのデザート。ソイラズアという名前でパイナップルの葉の味のおこわ。パイナップルの葉っぱまで料理に使うんですね。南国ならでは。
ベトナムのビールやココナッツの実をそのまま使ったジュースも
ベトナムのビールといえばまずは333(バーバーバー)。
1回めに行ったときグラスに氷入りで出てきたんですけど、2回めのときは氷無し。どっちがデフォルトなんだろう?
去年タイを旅行した相方が、バンコクでも氷入れて飲んでいるのを見かけたのだとか。東南アジアではそういう習慣もあるのでしょうか。
ハノイビールは初めて飲みました。本場の料理にはやっぱり本場のビールがいちばんです。
ビジュアルにびっくりなココナッツジュース。人気なので、売り切れのこともあるようです。
正直なところ、ジュースとしてはココナッツミルクの方がおいしいです。これは珍しさを楽しむものですね。ヤシの実の中に甘い透明のジュースが入っていて、ココナッツの風味はそれほど……(;´∀`)
隣のベトナム人のお姉さんが中の実を食べてたので、見よう見まねでスプーンで削ってみました。
ドリンクメニューはビールの他、ベトナムの地酒や各種フルーツジュースなど。
ちょっと変わったドリンクなら、タマリンドジュースがおすすめ。
タマリンドって知ってますか?タイのお土産でもバナナチップスにタマリンドのジャムを挟んだお菓子があるんですよ。こんな感じの。
少し塩が効いたバナナチップスと組み合わせると、すごく合います!
タマリンドはマメ科で、ドライフルーツだと見た目も味もなんだか独特でしたが、ジャムやジュースにすると、ほどよい酸味がアクセントになっておいしいですよ。
料理の食べ方を優しく教えてくれる店員さん
タイ料理やインドネシア料理でも出てくる、平たいえびせん。豚耳とパパイヤのサラダを頼んだらついてきました。
食べ方の正解がわからない私たちを見て、店員さんが教えてくれましたよ。サラダをえびせんにのせて食べるのだそう。なるほど。今までずっと付け合わせ感覚で、そのままバリバリ食べてました。
レタスに巻いたり、えびせんにのせたり、本場流の食べ方を体験するのもちょっとしたエンターテイメントですね。
店内はベトナム人のお客さんでいっぱいで、日本人アウェイ感は否めませんが、店員さんは優しくて親切。日本語堪能で接客上手な男性の店員さんが特に好印象でした。帰るときは笑顔で見送ってくれましたよ。
クレジットカードや各種電子マネーに対応
1皿でボリュームがあるからか、お会計は驚くほどリーズナブル。5人でシェアしたときは、一人2000円もいきませんでした。ソフトドリンクを頼む人が多かったとはいえ、みんなで「え?本当に?」と計算を疑ったぐらい。
5人でかなり食べたいけど1人1600円ぐらい。安すぎ。また行きたい😋 pic.twitter.com/VdwDvYcTgw
— meg (@yukimegri) December 27, 2019
ちょっと誤字ってますが、当日のツイート。お腹いっぱい食べてビールもいただいてこの値段。
2人で行ったときは注文を一つ一つ確認しながらの明朗会計。
日本人のお客さんに合わせて、細やかなサービスを提供しようと努力されている姿勢を感じます。
キャッシュレスにも幅広く対応していて便利。いつの間にかオンライン予約もできるようになっていて、今月の女子会はホットペッパーで予約しました。
※ホットペッパーの取り扱いはできなくなっています。(2021年5月追記)
個人商店で最近増えているPayPayだけでなく、クレジットカードやICOCAも使えるのがありがたい。
詳しくはハノイレストランのFacebookページを見てみてくださいね。ベトナム語しかないけど、自動翻訳機能で雰囲気はつかめますw
次々新商品が上がってたり、年末年始の盛り上がりっぷりがすごかったり、見ていて飽きないですよ。
さすがにこの雰囲気の中に日本人が乗り込むのは躊躇しますが、普段はそこまでではないし、店員さんが親切で安心できるので、ひるまず訪れてみてほしいです!
▼2020年7月に野田屋町にオープンしたベトナムフードマーケット。こちらも、ハノイレストランに負けず劣らず、現地感あふれてました。
▼ハノイレストランの数軒隣にバインミー専門店「バインミーカラ」がオープン