晴れの国から旅まち巡り

岡山に移住した三重県人によるブログ。岡山を中心に旅やグルメの記録を発信。

ビルまるごとベトナム!VIETNAM FOOD MARKET(ベトナムフードマーケット)はまるで海外に来たみたいな気分になれる場所

岡山のベトナムがまた一つ増えてました!野田屋町に昨年新しくできたVIETNAM FOOD MARKET(ベトナムフードマーケット)。なんとビルまるごとベトナムのお店が入っています。

 

ベトナム語しか聞こえないし、予約ちゃんとできてなかったっぽいし、注文は指差しで食べたいものがオーダーできてるか不安になったり(;´∀`)

久しぶりに海外に来た感を味わえて楽しかった!!

 

 

ベトナム食材店やカラオケルームまで!ビル丸ごと本場ベトナムを体験できる

ベトナムフードマーケットは、岡山駅から徒歩約10分。路面電車を使うなら、柳川電停が最寄りです。 

 

柳川交差点のグレースタワーの北の路地を歩いていくと、何やら目立つギラギラしたネオンのビルが見えてきますよ。

Vietnam-food-market-building

数年前まで、岡山の本格ベトナム料理レストランといえばアオババぐらいしかなかったのが、ハノイレストラン、さらにベトナムフードマーケットと、お店が続々と増えてきていて嬉しい。

 

1階にベトナム食材店があり、2階はなんとカラオケルーム、3階と4階がベトナム料理レストランです。ハノイレストランでもお店の中でベトナムの人たちが歌ってましたが、集まって歌うことがよっぽど好きなんでしょうね。

 

私たちの通された3階は、下の階がカラオケルームなのでうるさいです、とあらかじめ断りがありました。

ただ、ベトナムフードマーケットの公式サイトを見ると、現在カラオケ設備はなし、2階はソファー席として紹介されています。おそらくコロナの感染対策に配慮して、対応が変更されたのだと思われます。

 

もともと日本料理の割烹だったビルを使っているため、3階のお座敷席はその名残りをしっかり感じられる空間になっていましたよ。和風なのにベトナムっていう独特な内装。

それが伝わりそうな写真が残念ながら撮れず。公式サイトで各テーブルの様子をチェックしてみてくださいね。

table

※公式サイトがいつのまにかリンクエラーになっていました。今のところ情報はFacebookページGoogleマップで確認するのがよさそうです。(2021年12月追記)

 

定番ベトナム料理も珍しいものも!豊富な料理メニュー

GOI-DU-DU

メニューは何ページにも渡り、何を頼むか決めるのがとっても大変。まずは、エビ入りパパイヤサラダ、ゴイ・ドウ・ドウ。甘酸っぱくてさっぱりしたソースに、少しクセのあるヌクマム(魚醤)の香り。

エビせんべいにのせると、味や食感の変化を楽しめます。

 

定番の生春巻き、ゴイ・クオン・トム・ティツ。注文をするとき、店員さんは日本語があまり得意ではなさそうだったので、指差しでオーダー。

GOI-CUON-TOM-THIT

メニューには写真もカタカナもあるのですが、写真と料理名の位置によってはあれ?どっちだっけ?と混乱したり。ちゃんと伝わっていたようで、食べたかった生春巻きが運ばれてきました(笑)

 

続いてお肉料理はスペアリブの甘酸っぱい炒め、スオン・サオ・チュア・ゴット

SUON-XAO-CHUA-NGOT

甘酸っぱいものはだいたい日本人の口に合います。酢豚みたい。

 

カニが入ったスープ、ブン・リエウ・クア

BUN-RIEU-CUA

BUN-RIEU-CUA

食べたことのないものにも挑戦してみたくて頼みました。メニューの説明にある、「暑い日も寒い日も美味しい料理」っていう一文が素敵。

ベトナム風のカニみその豪華版である。カニ肉以外は、揚げ豆腐やベトナム風のトマトやネギ等の野菜も入っています。スープはトマトベースです。味はあっさり、酸味もおだやか、そして量もちょうど良いです。暑い日も寒い日も美味しい料理です。

料理 | VIETNAM FOOD MARKET ベトナムフードマーケットより

  

メニューの写真は載せきれないぐらいたくさんあるので、ぜひGoogleマップFacebookページで見てみてください。ハノイレストランと同じく、Facebookページはベトナム語メインですが、翻訳でなんとなく雰囲気はつかめます。

 

何から頼んでいいかわからない!っていう方は、初めはランチセットやコース料理を注文してみてもいいですね。

 

個人的に、次来るとき食べてみたいなって思ったものをいくつかご紹介。 

menu-hot-pot

鍋料理だけでも、種類がたくさん!何人かで集まって食べたいですね。ラウ・ヴィツ・オム・サウという、アヒル肉の果実ベースの鍋が気になる。どんな味がするんだろう?

 

シンプルなベトナム風茹で鶏、ガー・ルオック。ハノイレストランで食べたビール煮みたいな感じかな?

「間違いなくおいしーです」

うん、きっとおいしいに違いない。

menu-chicken

 

揚げ豆腐と麺を一緒に食べるブン・ダウ・マム・トム。香りが強烈らしいけど、挑戦してみたい。

menu-noodle

 

アヒルと筍の組み合わせがおいしそう。ブン・マン・ヴィットミエン・マン・ヴィット

menu-noodle

他にも変わったものではタニシやカエルの肉なども。この辺りは好みが分かれそうですが、料理の選択肢の多さでいえば、今のところベトナムフードマーケットが一番ではないでしょうか。

 

ベトナム風お好み焼き「バインセオ」がお気に入り

この日私たちが頼んだ料理の中でいちばんおいしかったのは、バインセオ!ベトナム風お好み焼きです。

BANH-XEO

バインセオのクレープ皮にはココナッツミルクが入っていて、優しい甘みが日本人の好みに合いやすいかと。

お店によってクレープのパリパリ具合やタレの調合が少しずつ違うのですが、ベトナムフードマーケットのバインセオはちょうどいいバランスだったなと。

 

あとは大きさ!メニュー写真で想像していたものより明らかに大きい。こんなふうにハサミで切り分けていきます。葉っぱに巻いて、タレをつけて食べますよ。野菜がたっぷり採れるヘルシーな料理。

cutting-BANH-XEO

dip

 

ビールは333(バーバーバー)をいただきました。氷を入れたグラスが提供されるのも日本人的には驚きです。郷に入っては郷に従え。とりあえずこのままいただきましょう。 

333-beer

 

本場の雰囲気を味わってみてほしい

私たちが訪れたときは、電話で事前予約を入れました。 電話口のスタッフさんは日本語ネイティブではなさそう。

10日(とおか)が通じるかな?と一抹の不安を覚えながら、じゅうにちです、と言い直してみたり、英語のがいいのかな?でも英語話せるとは限らないしな?と考えながら、結局日本語オンリーで予約。

 

当日だめだったらまあ別のお店でもいいやと、入口で名前を告げると、やはりちゃんと取れてませんでしたw

でもなんとか席を確保してもらえ、下の階の騒音は確かになかなかのものでしたが、個室貸切で贅沢な空間でしたね。細かいことを気にすることなかれ。これも海外あるあるです。(そういうの理解して、むしろ楽しんでくれる友人たちでよかった!)

 

Facebookページからはメッセージが送れるようになっています。予約のやり取りはそちらの方が安心できそう。

 

海外旅行に気軽に行けない今、ベトナムフードマーケットのような現地さながらの雰囲気を味わえるお店は貴重な存在。ぜひぜひ、本場のベトナムを体験してみてくださいね!