京橋朝市は岡山市内で早朝から賑わう人気のイベント。1989年から続いていて、旭川沿いの河川敷でほぼ毎月1回、第1日曜日に開かれています。
京橋朝市へのアクセス
京橋は岡山城や後楽園のそばを流れる旭川を少し下ったところにあり、駅前や繁華街からは路面電車や徒歩でアクセスできます。西川緑道辺りのホテルからなら、朝の散歩にのんびり歩いてみるのもいいでしょう。(20分程度)
というのも、路面電車の始発は6時から。朝市の開始は日の出頃からで、6時だと既に多くの人で混雑していることが多いためです。5月のゴールデンウィークと、10月の全国から集まる有名朝市には特に多くの人出が見込まれます。
早朝から河原に人がたくさん
写真は2015年5月3日に訪れたときの様子です。朝6時半頃でもうこれだけの人が。会場へ向かう途中、既に帰ってくる人も多かったです(;^ω^)
新鮮な野菜や魚から、ラーメン、うどん、カレーや肉まん、コーヒーまで。本当に様々なものが売られていて、目移りします。
買ったものは早速朝ご飯に
河川敷に座って、川を眺めながらの朝ご飯。
中華粥を狙って行ったのですが、着いたときにはもう長蛇の列が。あきらめて下津井産タコの入ったタコめしに。こちらもおいしくておすすめ。
下津井は瀬戸大橋のたもとにある港町で、真ダコの水揚げ港として有名です。下津井ダコは一年のうちおいしくない時期は3日しかない、と言われるほど年中おいしくいただけるそうですよ。
下津井のタコ-おかやま旬の魚図鑑|岡山県観光総合サイト おかやま旅ネット|岡山県観光連盟
5月市は多くのイベントが開催されます。少年少女合唱団によるステージや、旭川でのカヌー体験も。早朝からカヌーを漕ぐなんて、なかなかできない体験ですね!
瀬戸内で採れた新鮮なフルーツ
今回の戦利品。愛媛産の宇和島ゴールドとレモン。宇和島ゴールドはグレープフルーツみたいな味がします。
レモンは生ハムのマリネに入れてみました。
旭川沿いを散歩してみる
川沿いを歩いていると、猫の石碑が。
「生きて仰ぐ 空の高さよ 赤蜻蛉」
夏目漱石の句で、大病(修善寺大患)から回復した直後に詠まれたもの。漱石は親戚のお祝い事に出席するために岡山を訪れ、一か月ほど滞在していました。
こちらのサイトに漱石と岡山の繋がりについて詳しく書かれています。
岡山城や後楽園も徒歩圏内。朝市でお腹を満たしたあとは、歴史や文学にゆかりのある場所をまわってみるのもいいですね。