土曜日から2泊3日で岐阜、名古屋を旅していました。
旅先でブログを更新するということを一度やってみたくて、ホテル近くのカフェで行ったところを思い出しながらこの記事を書いています。
大垣の船町川湊跡で水門川沿いに咲く桜を眺める
1日め、早朝から岡山を発ち、車で岐阜へ向けて出発。岐阜出身の相方が家族と海外旅行へ行くため帰省するのに合わせて、私も休みを取って岐阜と名古屋で友人に会いつつぶらぶらしようかと。
大垣に住んでいた頃から好きだった場所、船町の川湊跡へ。松尾芭蕉が奥の細道を終えたむすびの地ということで、奥の細道むすびの地記念館という観光案内所を兼ねた展示施設があります。
桜の見頃は過ぎていたからか、記念館の無料駐車場にすんなり停めれました。
人も少なく、水門川沿いに咲く桜を見ながらのんびり散策。桜はまだ十分きれいなのに岐阜は他にも桜並木がたくさんあるからか空いていることに驚きました。
水都大垣と呼ばれ、市内にはいくつか湧き水があります。記念館のそばにもあって、澄んだきれいな水を飲んだり持ち帰ったりすることができます。
船町のランドマーク的な住吉灯台。この日はとにかく天気がよかった。
岐阜市玉森町の居酒屋「桃象」で友人と再会
大垣駅まで相方に送ってもらって、ここからは一人旅。この日の宿は岐阜駅近くのコンフォートホテル岐阜。
いつも通りあまりプランは決めていなくて、1週間を切った頃ふと会いたくなった友人に連絡して飲みに行く約束を取り付けました。
もう何年ぶりかもわからないぐらい長い間会っていなかったのだけど、会うなり「全然変わってないー!!」と爆笑される(;´∀`)
相変わらずゆるくてかっこいい彼女。一緒にタルマーリーへ行った岡山のブロガーうーとさんになんとなく雰囲気が似ていると常々思っていて、いつか二人を会わせてみたい。
初め餃子を食べに岐州に行きたいねと話していたのだけれど、土曜の夜はやはり行列がいっぱいで待つのが苦手な私たちは断念。岐阜駅から続く道をふらふらと歩き、辿り着いたお店は「桃象」という居酒屋。
ノープランで適当な私たちの琴線に触れたお店。名前がうろ覚えであとから調べました(笑)
とりあえずメニューがもう呑兵衛の心を掴む品ばかり。どれを食べてもお酒がおいしく飲めそうだと期待が高まります。
まず初めに気になったアボカドサーモンユッケ風はサーモンが分厚くて間違いない旨さ。
メニューを見ながら気になるもの気になるもの、いいねー!と相槌してくれる友人。ちょっと味は濃かったけど、どれも満足できる料理でした。
牛たんジュージュー焼き。
するめいかスパイス揚げ。
二人で話しながら、大垣の会社は今考えたらずいぶん自由だったと思い出す。広い敷地内にキジが闊歩してたりみんなでデュークウォークしたり、カラオケの練習したりw
だいぶ飲んでぶれまくっているクリームチーズ酒盗和え。
よく笑いよく飲み、すべてが懐かしすぎて楽しい夜でした。
長良川河畔の川原町界隈を散策
翌朝は二日酔いでどうも頭が痛い、と思いながらTwitterを見ていたら昨夜噂をしていたうーとさんがまさに同じ状態で笑ってしまう。やはり縁があるようです(*´艸`*)
おーなーじーくー
— meg (@yukimegri) 2019年4月14日
岐阜駅からバスで長良橋へ
金の信長公が目を引くJR岐阜駅前広場。予報は雨だったからカフェで作業でもしようかと思っていたのだけど、なんとか午前中は天気が持ちそうだったので、バスで川原町へ行ってみることに。
川原町の最寄りのバス停は「長良橋」。12、13番乗り場から出るバスで番号の初めにNが付いていればどれも長良橋に停まります。そこそこ本数があるので日帰りでふらっと行くのにおすすめ。
SuicaやICOCAは使えないため、広場の1階にあるバス案内所(噴水側から見て階段の裏側)で切符を買っておくと便利。
鵜飼観光船乗り場のある長良橋のたもとから散策スタート
長良橋のバス停から階段を下りていくと鵜飼観光船乗り場があります。大きな灯台が目印。
ここから川原町の町並みが続いています。
まだ鵜飼シーズンではないけど屋形船が並んでいました。
岐阜のかわいいものが見つかる長良川デパート
川原町には古い町家を使った雑貨店やカフェが、そんなに多くはないけど歩いているとぽつぽつと見つかります。
おしゃれでかわいい岐阜土産を探すならこのお店。清流長良川を思わせる水色の暖簾がかかった長良川デパート。
美濃和紙マスキングテープはさるぼぼや五平餅など岐阜らしいアイテムのデザイン。倉敷のカモ井加工紙製です。
美濃和紙を使ったピアスが繊細でかわいい。
長良川てしごと町家CASA
おしゃれな和傘の看板に惹かれて入ってみたのは、「長良川てしごと町家CASA」というギャラリーと工房とショップが集まったようなところ。
私たちは、ここ川原町の築100年以上の町家をお借りして、流域の手しごとを見て、触れて、体験して、買える、そんな場所を作りました。その名も『長良川てしごと町家CASA』。
CASAとは家のこと。屋根の下に、和傘のみならず、提灯や活版印刷など長良川の手しごとが共に居場所を作り、人を迎え入れることのできる家です。
岐阜の伝統工芸である和傘と提灯がたくさん展示されていました。和傘は手袋をすれば手に取ることができます。
イサムノグチがデザインした岐阜提灯「AKARI」。
水がきれいな長良川流域は美濃和紙の生産が昔から盛んで、提灯だけでなく、和傘やうちわにも使われています。川原町を歩いていると、岐阜うちわのお店も見かけますよ。
町家のギャラリーはさらに奥へと続いていて、見学させてもらいました。
テーブルが置いてあるスペースはワークショップに使われているそう。
和の明かりの優しい光は見ていると落ち着きますね。
隠れたパン屋さん「ラスティコ4」
小さな表示に気付かなかったら通り過ぎてしまいそうなパン屋さん「ラスティコ4」に入ってみました。川原町に来るとよく行っていたのが川原町屋というカフェなんだけど、せっかくだから新しいお店に挑戦。
裏の縁側が入口。引き戸を開けるとパン屋さん。
キッシュがおいしそう。
朝ご飯でお腹いっぱいだったから休憩に飲み物をいただこうとカフェスペースへ。
お水は炭酸水。ホットカフェラテ700円はちょっと高いんだけど、パンかクラフティと呼ばれるプチタルトがついてきます。
ショコラのプチタルトは温かくて甘い香りが引き立ってました。
モーニングが人気のようで、入ったばかりは人が多かったけど、お店を出る頃には落ち着いてました。次はキッシュを食べてみよう。
外に出たら雨が既に降り始めていて、ここで散策は終了。
ゆっくり歩きたい川原町の古い町並み
川原町は高山や下呂温泉などに比べると、岐阜の観光名所としてまだ知名度が低い気がします。こんなにいいところなのにあまり県外の人に知られていないのがもったいないといつも感じるんですよね。
駅からアクセスしやすく、名古屋から日帰りで訪れるのにもちょうどいい。
古い町家はどこを切り取っても絵になり、写真を撮るのにも楽しいスポット。
桜もまだ残っていたからもう少し歩きたかったんですが、雨が本降りになりだして断念。バスで岐阜駅へ戻ってこの日の宿、名古屋へ向かいました。
名古屋では友人とシンガポール料理のディナーを。