晴れの国から旅まち巡り

岡山に移住した三重県人によるブログ。岡山を中心に旅やグルメの記録を発信。

【瀬戸内国際芸術祭2016】女木島

瀬戸内国際芸術祭の秋会期がいよいよスタート!夏会期に行った女木島の記事を書いていなかったので、今さらですがアップします(;^ω^)

 

 

女木島をまわるにはレンタサイクルが便利

女木島はこれまでの反省を生かし(特に豊島)、レンタサイクルでまわることにしました。電動アシスト付き自転車です。 

 

この判断が大正解!電動自転車は初めてでしたが、少し乗ればすぐに慣れるし、急な坂も難なく上れて快適。海を見ながら下る坂道は本当に気持ちよかったです。

 

女木島の瀬戸内国際芸術祭作品

西浦地区

まずは、夏会期から登場したOKタワーを見に西浦へ。女木島港の総合案内所「おにの館」から自転車で20分程です。

西浦の塔(OKタワー) ナウィン・ラワンチャイクン+ナウィン・プロダクション

 

描かれているのは西浦地区の住民の方々。タワーに登ることもできます。
途中には猫がいたり。

桃太郎や犬も。 女木島には鬼ヶ島の伝説が残っていて、桃太郎や鬼がモチーフになったものをいたるところで見かけます。

タワー内部には「あなたにとってのOKって何ですか?」という質問に、島の人や作品を見に来た人それぞれが書いた答えが貼ってあります。誰でも自由に書くことができるので、自分の言葉も残していくと楽しいかもしれませんね。

タワーの上から眺める西浦の海。

女木島港のおにの館で、この作品のミュージックビデオを上映しています。見るときっと幸せな気分になれるはず!ぜひ合わせて鑑賞してみてくださいね。ノリがインドっぽいと思ったら、作家のナウィン氏はインド系タイ人なのだそうです。

 

鬼ヶ島大洞窟

再び自転車に乗って、大洞窟へ。港から西浦までと同じく20分程で着きました。

階段を上ると鬼が出迎えてくれます。

写真ではわかりにくいのですが、向こう側の山の上の方に日蓮大聖人の銅像が見えました。

洞窟の中にアート作品が展示されています。 

中はひんやりと涼しいです。この日外がものすごく暑くて、一瞬エアコンでも効かせてあるのかと思ってしまいました。

 

鬼の家 第1会場「鬼の洞窟」 カオス*ラウンジ

 

オニノコ 瓦プロジェクト オニノコプロダクション

 

これも作品なのかな?あんまりシュールで思わず撮ってしまいました。鬼が倒れてしまったのか、あえて倒してあったのか……。

 

元々展示されている鬼たち。

 

洞窟を出て右側に行くと展望台があるそうで、受付のおじさんが行ってみるといいと教えてくれました。案内に従ってしばらく坂道を上ると、360℃瀬戸内海を見渡せる「鷲ヶ峰大展望台」に到着します。 

女木島港側。高松の街がすぐ向こうに見えます。

こちらは西浦のタワーのある方。どこまでも青い海。

 

女木島中心部

港方面へ戻って残りの作品を鑑賞。帰りは下り坂が続きます。10分程で住吉神社まで下りてくることができました。距離のあるところを自転車でまわり、港近くは自転車を返したあと歩いて見に行きました。

 

住吉神社の狛犬。備前焼でできています。

海が見える境内。

神社の脇の細道を上った先にある作品。自転車では通れそうにないので、神社に停めて歩きました。暑いのと坂がきついのとで、ここに着くまでがいちばんつらかったかも。

段々の風 杉浦康益

 

ここから先は海沿いの平地です。涼しい秋会期なら徒歩でまわってもいいと思います。

 

国際交流展「NANAIRO+」 愛知県立芸術大学瀬戸内アートプロジェクトチーム(夏会期のみ)

 

女根 / めこん 大竹伸朗

 

ISLAND THEATRE MEGI 「女木島名画座」 依田洋一朗

 

feel feel BONSAI 平尾成志×瀬ト内工芸ズ。 / 香川県盆栽生産振興協議会

 

不在の存在 レアンドロ・エルリッヒ
(撮影不可のため外観のみ)

 

鬼の家 第2会場「鬼の記念館」 カオス*ラウンジ

 

均衡 行武治美

 

鬼の家 第3会場「鬼の家」 カオス*ラウンジ

 

MEGI HOUSE 愛知県立芸術大学瀬戸内アートプロジェクトチーム

 

20世紀の回想 禿鷹墳上

 

カモメの駐車場 木村崇人

 

芸術祭の作品ではないけど、インパクトのあるもの。

 

モアイ像

 

鬼の灯台

 

お昼ご飯はおにの館の食堂でいただきました。

おでんやうどん、おにぎりなどの軽食があります。

 

営業時間 10:20~14:20

※定休日/月、火曜日

メニューはこちらから

鬼ヶ島 女木島 おにの館 公式ホームページ on Strikingly

(ナビゲーションメニューの「館内食堂」をクリック)

 

アクセス

女木島へのアクセス

女木島へは男木島と同じ航路で、高松港からフェリーが出ています。チケット売り場は混みあうため、早めに行って購入しておくといいですよ。

 

夏季は増便もありますが、基本的には2時間に1本。女木島までの所要時間は20分、料金は片道370円です。 

フェリーの時刻表・料金|男木島・女木島フェリーの雌雄島海運

 

島内のアクセス

島内の移動は港周辺だけなら徒歩またはレンタサイクルで。西浦地区や大洞窟へはバスかレンタサイクルを利用します。

徒歩50分と地図には書かれていますが、体力のある方向けです。

 

レンタサイクルの方が時間の自由が利くのでおすすめです。台数に限りがありますが、私が行ったとき(平日)はバスに乗る人の方が多くて、自転車はすぐに借りられました。

 

また、バスはOKタワーのナウィン氏によるレトロな「OKバス」が運行していて、作品の一部になっています。乗らなくても一度見ておくといいですよ。

 

女木島の作品は一日あれば十分に見てまわれます。同じ日に男木島と両方行く場合は、大洞窟を省いたりしないと厳しいような気がします。

 

今回のスケジュールを参考までに載せておきますね。前日に男木島を見て、高松に1泊しています。

 

8:00高松港発 8:20女木島港着

午前中 西浦、大洞窟、住吉神社・女木小学校周辺

午後 女木島港周辺

15:20女木島港発 15:40高松港着

 

バス

[ おにの館 ]⇄[ 大洞窟 ]

往復 600 円 ( 会期中パスポート提示で 500 円 )

[ 大洞窟 ]⇄[ 西浦 ]

往復 400 円 ( 会期中パスポート提示で 300 円 )

※2016年開催時の情報です。2019年4月現在、バスはおにの館発大洞窟行きのみ、往復800円に変更されています。

 

レンタサイクル

700円 /4時間

全30台(電動アシスト付き)

※2019年4月現在、料金は1,000円 /日に変更されています。

※港の総合案内所「おにの館」でバスのチケット購入、レンタサイクルの手続きができます。無料の地図も置いてあるので、フェリーから降りたらまず立ち寄りましょう。 

 

島内の地図

高松市公式観光サイトから女木島の作品マップが見られます。

Experience Takamatsu - A tourist guide of Shikoku, Japan.

作品マップPDF

https://www.art-takamatsu.com/themes/main/pdf/map_megijima_jp.pdf

(島内バス・女木島発フェリーの時刻表も載っています)

 

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