津山のB級グルメ、ホルモンうどんを食べに、お食事処たかくらへ行ってきました。夕方からの日帰りドライブ。本当は美咲町のユワデーでタイ料理を食べるつもりだったのですが、まさかの臨時休業で急遽行き先変更。
津山市郊外にあるたかくらは、夜9時までと比較的この辺りでは遅くまで開いています。
アクセスは車でないと難しい場所ですね。津山駅から車で15分程、岡山市中心部からは1時間半ぐらいかかります。
津山瓦版のお食事処 たかくらのページで、営業状況など新着情報を確認してから行くとよさそうです。
農道沿いにあり、場所はわかりやすかったです。車はお店の前に数台と、奥の広めの駐車場にも停められますよ。
ちょうど満月で、駐車場からきれいな明るい月が見えました。
お店には20時前に到着。中に入ると、昔ながらの懐かしい雰囲気。
鉄板を囲んでカウンター席と堀りごたつ席があり、空いていたので掘りごたつ席の方に座らせてもらいました。
足が伸ばせるのが嬉しいですね。
カウンター席の扉向こうにお座敷、手前の部屋にもテーブル席があるようで、混雑時は広く開放されているのだと思われます。
たかくらは多くのメディアで紹介されていて、写真や記事、芸能人のサインが飾ってありました。
ケンミンSHOWにも出てたんですね。
相方は運転だったので、私だけお酒をいただきます!津山ホルモンうどん研究会推奨、タカラの津山レモンチューハイ。
氷と生のレモンを一緒に出してもらえましたよ。津山といえばレモンチューハイ!県外の方はあまりピンと来ないですよね。
なぜか津山のソウルリカーと呼ばれている「瓶チューレモン」というお酒があるんですよ。オエノングループの合同酒精という東京の会社の商品で、製造は千葉。なのに岡山県、特に津山を中心にダントツに売れているんです。
和牛の飼育が盛んな津山では、脂分の多いホルモンをお店で出すことが多いんですね。レモンのすっきりした酸味とほどよい甘みが牛ホルモンとよく合うことから、津山の人に人気なのだとか。
チューハイを飲みながら、料理ができ上がるのを待ちます。
鉄板で焼いたアツアツの焼きそば!
ホルモンうどんの他にもう一品別のものをと、イカ焼きそばを頼みました。お好み焼きが食べたかったんだけど、メニューに見当たらなくてこちらに。
あとで食べログやGoogleマップの口コミを見たら、お好み焼きや丼ものなどもあり、私たちが見たメニューの内容以上に料理は豊富なようでした。時間帯にもよるのかな?
でもお好み焼きじゃなくても、大満足な焼きそばでした!イカがたっぷり。キャベツはシャキシャキして甘みもあり焼きそばのソースとよく合います。
味付けはどちらかといえば濃いめなんだろうけど、全然しょっぱさを感じず、どんどん箸がすすみました。
そしてでき上がったホルモンうどん!
大きめの茄子が入っているのが特徴的。茄子が余分な油を吸ってくれるから食べやすいのだそう。
確かに全然油っこさを感じず、甘くて柔らかいホルモンがとってもおいしかったです!写真を見ながらおいしかったなあ、また食べたいなあとしみじみ思い出す味です。
うどんはよく見ると太さが均一ではなく、もしかして手打ちなのかな?と思ったらやっぱりそうでした。
女将さんがいろいろと教えてくれましたよ。野菜はできるだけ自家栽培のものを使い、茄子は一年中具材として入れているのだそうです。
ホルモンの甘みは生を使っているからこそ。新鮮なホルモンが手に入りやすい津山だからできること。多くのお店では冷凍ホルモンを使うため、硬くなってしまいます。
うどんのタレは、30種類の野菜や果物をふんだんに使った秘伝の味。ピリ辛で味噌の風味が強め。手打ちのうどんとよく絡んで食欲をそそります。
そして岩手から取り寄せているという薬味をお好みでかけても。辛いもの好きにおすすめです。
岩手県花巻市にある早池峰自然科学興業の七味にんにく。これがたかくらのホルモンうどんにぴったりでおいしくなるからと、お店で使用しているとのこと。
お土産に買って帰られるお客さんも多いそうですよ。
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黒板メニューに一品料理が書いてありました。お刺身やエビチリまで!近くなら居酒屋使いしたいお店です。
女将さんがとっても気さくで、どこから来たのかを尋ねてくださり、そこからうどんや野菜のことなど、料理へのこだわりを教えてもらいました。
津山には鉄板焼きや焼肉のお店がたくさんあるので、次は駅前に泊まって飲み歩くのもいいなあ。