ヨーロッパから一時帰国中の友人に会いに米子へ行ってきました。岡山から米子へは特急やくもを使う鉄道ルートもありますが、今回は高速バス「ももたろうエクスプレス」を利用。
ももたろうエクスプレスは、両備ホールディングス、一畑バス、日ノ丸自動車、中鉄バス、中国JRバスの5社で共同運航。一日7便で岡山と山陰(米子、松江、出雲)を結んでいます。
米子までは片道約2時間半、料金は往復で5700円。特急やくもの場合は往復割引で7710円。所要時間は片道2時間11分とさほど変わらないので、安く行くならバスがおすすめです。
インターネットで予約後、コンビニ(ローソン、ファミリーマート、ミニストップ)で発券可能です。
まずは岡山駅へ。駅前のクリスマスツリー。てっぺんには桃!岡山の桃推しは半端ないです(笑)
西口26番乗り場から乗車します。9:40発の便で米子へ。平日で渋滞もなく、ほぼ定刻通り12時すぎには米子駅に到着しました。
友人とも無事再会。駅近くのマクロビのお店、日々の糧さんへ。
写真は日替わり玄米定食。主な食材は玄米、野菜、大豆。肉、乳製品、卵、砂糖は基本的に使っていないそうです。
メインの串カツ風のも肉を使ってないのですが、食感や味は肉っぽくて驚き。もちもちでおいしい玄米に、手前のはかぼちゃとむかご。ちょうど冬至だったので嬉しい。むかごは鳥取では冬の時期わりと食べられるものだそう。
10数年ぶりの再会に積もる話もたくさん。居心地よくてついつい長居をしてしまいました。
お店を出て米子の町を散策。昔ながらの商店街が続く元町通り。入口にはお城の形の石碑があります。
オープンな雰囲気のお店も。
角を曲がって法勝寺通りを進み、本通り商店街の方へ。
ビリケンさん!
アーケードのある本通り商店街を抜けて、旧加茂川沿いを歩きます。橋のたもとにお地蔵さんが祀られていました。「咲い(わらい)地蔵」と呼ばれ、咲うは笑うの古語。花が咲くように人々の願いを叶え、笑いをもたらすそうです。
ここからさらに川沿いを海の方へ下ると白壁の土蔵の町並みが見られるのですが、今回は米子の繁華街、朝日町通り周辺を歩いてみました。
狭い路地を入ると、一気に昭和な雰囲気に。
行く先に猫っぽい姿を発見。友人が、「あ、猫。」と声にした瞬間、向こうから「にゃー」とやってきました。
不思議な顔の模様。
そしてもう一匹「にゃー」と現れて寄ってきます。
足元にすりすり。写真が撮れない(^^;
とても人懐っこい猫たち。
潰れてしまっているお店も多く残念なのですが、こういう味わいのある通りを歩くのは面白い。地元民である友人もここは初めて通ったとのこと。米子の路地裏、なかなか奥が深いです。
振り向くとまた猫!
さらに歩いて、青杏+手ぬぐい展を見に。思ったより写真が多くなってしまったので、次回へ続きます!