晴れの国から旅まち巡り

岡山に移住した三重県人によるブログ。岡山を中心に旅やグルメの記録を発信。

美観地区はいつだってそこにある。2020年秋の倉敷散歩ふりかえり

今回は大好きな倉敷美観地区のお散歩の記録です。2021年8月現在、岡山県には6月に続き再びの緊急事態宣言が出され、旅も飲み歩きも憚られる自粛モード真っただ中。

 

当然、美観地区へ遊びに来てください!とは大っぴらに発信もできず、職場から近いのにふらっと寄ってみようというモチベーションすらなくなってしまい、一抹の寂しさを感じずにはいられません。

 

ふと去年の秋に美観地区を歩いたときの写真を見ていたら、そこにはいつも心の中にあるキラキラとした景色が広がっていました。

Kurashiki-Bikan-historical-quarter

美観地区はいつだってそこにある。またそのときが来たらのんびり歩いて、好きな場所をもっともっと多くの人に知ってもらおう。撮りためた写真を眺めているうち、美観地区のことを書きたい気持ちがふつふつと湧いてきました。

 

去年の9月の終わり、友人たちと歩いた美観地区を写真でふりかえり。いつかまたここに世界中からたくさんの人が訪れる日がやってきますように。

 

 

2020年9月の終わりの美観地区の様子

Kurashikikan-tourist-information

去年の9月の最後の週末。友人2人と倉敷駅で待ち合わせて美観地区へ。まだ緑が残っていて涼しく、散策するのにちょうどいい季節でした。

 

GoToトラベルやGoToイートのキャンペーンの影響もあり、コロナ禍の前に戻ったかのような人の賑わい。橋の上で結婚式の前撮りをする光景も。

Nakabashi-bridge

Kurashiki-river

swan

白鳥のユメかソラか、どっちだろう。いつ来ても優雅に倉敷川を泳ぐ2羽の白鳥は倉敷のシンボル。

 

antique et cafe Felicite(アンティーク エ カフェ フェリシテ)で紅茶と本格イングリッシュスコーン

駅から美観地区方面へ歩いてランチに向かうつもりが、ティータイムに変更。

scones-and-tea-at-Felicite

東町のantique et cafe Felicite(アンティーク エ カフェ フェリシテ)で焼き立てスコーンを。こんな本格的なイングリッシュスコーンが食べれるなんて……!と感動しきり。

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オーダーしてから待つ間、スコーンを焼く甘い匂いがたちこめていました。アツアツのスコーンにクロテッドクリームとジャムをのせて。めちゃくちゃおいしい。

 

コレットの庭という珍しい紅茶をいただきました。味のある南部鉄器のポットがまたいいのです。

tea

お友達のマフィンもおいしそうでしたよ。

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店内に並ぶ服やアンティーク雑貨。かわいいものがいっぱいです。

clothes

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雑貨屋さんのイメージが強かったフェリシテさん。スコーンとマフィンのクオリティがこんなにも高いとは思っていませんでした。またゆっくりとお茶しに来たいお店。

antique-et-cafe-Felicite

 

互茶2階の手ぬぐい展「猫の祭展」

倉敷美観地区はメインの倉敷川沿いよりも北側の東町を歩く方が好き。中心から離れるほど混雑も少なくなり、ゆったりと見てまわれます。

shop-at-Higashimachi

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sunflowers

shop-at-Higashimachi

Higashimachi-street

 

手ぬぐい専門店互茶の2階で開催されていた猫の祭展を覗いてみることに。 

Gocha-cat-tenugui-exhibition

tenugui-exhibition

手ぬぐい好き猫好きにはたまらない展示。

cat-tenugui

cat-tenugui

丸い毛糸玉で遊ぶ猫の柄のと、ユニークなスポーツ猫柄のを買って帰りました。闘とか拳とか、競技の表現が漢字なのも渋い。

cat-tenugui

tenugu-exhibition

 

互茶さんのあるクラシキクラフトワークビレッジの中庭の一角のお気に入りスポット。猫さんの隣にいつの間にかウサギさんが。ここへ来たら探してみてくださいね。

courtyard

 

アイビースクエアと林源十郎商店の屋上からの眺め

気の向くままに歩いてアイビースクエアへ。入口にふなおワイナリーの直営ショップができていました。

Funao-winery

倉敷市船穂町で採れるマスカット、マスカット・オブ・アレキサンドリアを使ったワインを購入できます。お土産として、また泊まりで来たときにはホテルの部屋で飲む用に買ってもいいですね。

 

グラスワインをその場で買って飲むこともでき、明るいうちから飲むワイン最高だなあ、でも帰ってから運転練習できないしなあと、しばし葛藤。結局やめておくことにしました。今度また飲みに行く! 

 

煉瓦造りの建物と大きな広場があるアイビースクエア。お天気がいい日は空が広くてとっても気持ちいい。

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さらに本町通りから本通りを歩いて林源十郎商店へ。

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屋上に上って美観地区を見下ろします。

view-from-rooftop

view-from-rooftop

アカネイロのビアガーデンのときは夕暮れから夜にかけてだったけど、今度は昼間の眺め。いい景色!

www.harenokunikara.net

 

友人のリクエストで真上から撮影。

courtyard

 

月のうつわで少し遅めのラーメンランチ

Tsuki-no-utsuwa

えびす通り商店街から路地を抜けたところにある人気のラーメン店、月のうつわへ。スコーンでお腹いっぱいになってしまったので、14時頃ようやく遅めのお昼ご飯。

 

この日は尾道背油そばを。

Onomichi-ramen-noodle

個人的に好きなメニューは、ゴマ油の香りが豊かな激辛ラー油そばと柚子がふわっと香る洒落塩そば

月のうつわでは何を食べてもハズレ無しです。ミシュランガイドにも掲載される実力派。特にスープが味わい深くてどれもおいしい。友人たちもすっかり気に入っていました。

 

隠れ家のようなkoba coffee(コバコーヒー)で一人時間

ランチのあと友人たちとはいったん別れて解散。

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もう少し美観地区を歩いておきたくて、一人でぶらぶらと。koba coffee(コバコーヒー)アイスカフェオレを飲みながら休憩。

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figs

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タイミングよく、サービスで季節のフルーツと試作のロールケーキをいただいてしまいました。

 

奥まった場所だから空いてるかと思ったら、けっこう人が来ていました。古民家を改装した複合施設、クラシキ庭苑の細い路地の奥にあります。

美観地区はこういう伝統的な町家の造りを生かした複合施設がいくつかあって、新しい施設ができても倉敷らしさがちゃんと残されているのがいいところ。

alley-of-Kurashiki-teien

koba-coffee-entrance

 

レトロな銭湯のある路地

再び月のうつわのある路地を歩いて倉敷駅の方へ。古くからある銭湯、えびす湯。ランチを食べに来たときはまだ開いていなかったのが、のれんがかかって営業中に。

Ebisu-yu-public-bath

このレトロな雰囲気が好きなのです。

back-street

 

エルパンドールのケーキをお土産に

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相方のお誕生日祝いにエルパンドールのケーキを買って、この日の倉敷散策はおしまい!よき1日でした。

table

El-Pandoll

 

ピスタチオタルトモンブランのケーキ。岡山のケーキ屋さんでいちばん好きかも!と思うぐらいのおいしさ。

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Mont-Blanc

 

いつ来ても何度来ても町歩きが楽しい倉敷美観地区

倉敷の観光地は美観地区だけじゃない!と言いつつも、やっぱり一度は訪れたい王道の場所だけあって、いつ来ても何度来ても、いいお店や忘れられない景色がそこにあります。

美観地区はあくまで最初のきっかけ。そこからもっともっと岡山の魅力を知ってほしいなあという思いを込めて、友人との町歩きをふりかえってみました。

 

いつかまた旅をしたり、大切な人に会いに来たり、何かのきっかけで倉敷へ行こう!って思ってもらえたら嬉しいです。