ペルー料理って食べたことがありますか?私は多分このお店で食べるのが初めて。
岡山市北区表町の路地裏に佇むペルーグリルで、ペルー出身のシェフが作る本場の料理を味わってきました。
場所は天満屋のある県庁通りからすぐ。岡山では駅前と並んで人手の多いエリアです。ただ小さな路地を入ったところにあるため、雰囲気は隠れ家レストラン。
こういう小さな路地は大好物です。向かいには香港厨房の看板。漂う異国感がたまりません!
(残念ながら香港のお店はつぶれてしまった模様……。)
ペルーグリルにご一緒したのは、中国語で繋がった新しい友人たち。ちょうど7月7日の七夕に開催だったため、七夕女子会と呼んでこの日を心待ちにしていました。
お通しのおつまみは、アンデス産のコーンを炒ったもの。韓国のコーン茶みたいな香ばしい味がしましたよ。
メニューを見ながらわいわいと。集まったメンバーは私だけそれぞれと1回ずつ会っていて、他のみんなはこの日が初めまして。
これもまたいろんな縁で繋がった友人たちなのですが。移住の記事に書いた〇中会に興味を持って連絡くださったYさん、武威岩茶のイベントでお会いしたKさん、そして6月に小西珈琲へ行く前に中国留学の相談に乗っていたFさん。
共通するのは中国語を学んでいること。世代もみんな少しずつ違っていて面白い。だけど、中国に行ったor行きたいという体験と気持ちは、なんだかとても信頼できる繋がりであるように感じます。
少なからず異国に憧れを抱く私たちに、ペルーグリルはぴったりなお店。お得なセットもいいけど、せっかくだからみんなでいろんな料理をシェアしようといくつか選んで頼むことになりました。
席に着いてそれぞれ挨拶し様子をうかがい合う空気を、Fさんが「グータンヌーボみたいですね!」と。まさにそんなシチュエーションだったので、その一言に一気に和みました。
グータンヌーボ、もう若い人には伝わらないかな?ちょっと緊張しつつも楽しい女子会の始まり。
紫の飲み物はチチャモラーダというペルーの紫とうもろこしのジュース。ポリフェノールがたっぷり含まれていて、体にいいそうですよ。私のだけアルコール入り(笑)
ピスコという、ブドウの蒸留酒をチチャモラーダで割ったカクテルです。
まず運ばれてきたのは、ローストチキンのセットに付いた野菜のサラダ。
続いて、ペルーのポテトサラダ(600円)。ケーキみたいでかわいい!インスタ映えしますね。
チキンとアボカドが入って、たんぱく質も野菜もとれるヘルシーな一品。
お楽しみのローストチキン!4人で分けるならハーフ(1/2)のセットがおすすめということで、みんなでシェアしました。サラダとフライドポテトがついて1,600円。
ソースは黄色い唐辛子のソースと緑のハーブが入ったソース。どちらのソースも味は優しめ。黄色い唐辛子って珍しいですね。
チキンはしっかりスパイスの香りがついているので、そのままで十分おいしかったです。ソースはどちらかといえばポテトに付けて食べてました。
パリウェラという魚介のスープ(1,500円)。パクチーがのせてありましたよ。パクチーはもっとたくさん入っててもいいなあ。お好みで赤い唐辛子を刻んだ辛味を加えていただきます。
スパイスが使ってあるものの、どの料理もクセがなく食べやすかったですね。具材の旨みがしみ込んだ味わい深いスープだったりと、素材のおいしさを生かした料理が多かった印象。
串焼きやコロッケなど、メニューを見ながら気になった料理が他にもいくつかあります。
岡山ではエスニック料理のレストランは貴重な存在。異国の味を堪能しに、ぜひ再訪したいお店です。ご一緒した皆さま、ありがとうございました!