おしゃれなカフェが多かった直島と比べると、お店の数が少なくバスの便も多くない豊島。食事をしたり時間を潰したりするお店を探すのも一苦労。
あまり下調べせず、いつも行き当たりばったりな私たちが、豊島の芸術作品巡りをしながら「たまたま」見つけたいくつかのお店を紹介したいと思います!
目次
家浦港からすぐのモーニングができる喫茶店「シーサイド大西」
まずは家浦港にある昔ながらの喫茶店、シーサイド大西。フェリーを降りたあと、朝ご飯に立ち寄りました。
営業してるのかな?と不安になりながら入ってみると、ちゃんとやってました(^ω^)
中の雰囲気はレトロです。
トースト付きモーニング。本当にトーストオンリー!ですが、朝ご飯食べられるか心配だったので、これだけで十分ありがたかったです。
場所はフェリー乗り場からすぐのところ。軽食もあり、営業時間は8時~19時までと夕方以降も開いていて、フェリー待ちにも重宝しそうですね。
甲生地区「ドンドロ浜商店」の素麺ランチ
ドンドロ浜商店は海沿いの小さな古民家カフェ。今年オープンしたばかりの「豊島八百万ラボ」のある甲生地区にあります。バスを逃してしまい、次の便まで1時間半。どうしようかと悩んでいたところに、食事ができると聞いて行ってみたお店です。
壁に飾られているのはパトリック・ツァイの作品。ちょうど、写真展「潜水球 (BARNACLE ISLAND)」が行われているところでした。
入口の小さな看板。
満席だったので少し待つことに。
待っている間、お水を出してくださいました。優しい心遣いに感謝!
お店の前の砂浜を眺めながらしばし待ちます。
向こうに見えるのは男木島。男木島灯台が見えるとのことでしたが、右端のうっすら白いのがそうかな?
雨がぱらぱらと降り出してしまい、結局お一人で来られていた方と相席させてもらうことにしました。
床の間にも展示。そして大きなスイカ!
懐かしい感じの扇風機とか机とか。畳の部屋は落ち着きますね。
いただいた素麺ランチは野菜たっぷりでおいしかったです!他に寄るところもなく途方に暮れていたので、本当に助かりました。
素麺は近くの清水製麺所のものだそうです。デザートにキウイ付き。
春に行った人によると食事メニューはおにぎりだけだったとのこと。素麺はもしかしたら期間限定かもしれません。最新情報はお店のツイッター等で確認くださいね。
ドンドロ浜商店【甲生】【豊島WEB】
ドンドロ浜商店 (@storedondoroham) | Twitter
唐櫃港近くの涼風庵でお抹茶をいただく
最後は唐櫃港近くのお茶処、涼風庵。夕方のフェリーが出るまでの間、利用させてもらいました。17時以降もやっている貴重なお店です。(閉店は18時)
お家の一角を使って営業されていて、田舎のおばあちゃんちにお邪魔するような感じです。
冷たいお抹茶と季節のお菓子。小さなうちわも食べられます。
ここは雨が本降りになって困っていたところに見つけたお店。豊島ではこんなのばっかりです(笑)
雨に濡れないよう走ってお店に向かってくる私たちに気付いたおかみさんが、優しく迎え入れてくださいました。「お帰りなさい」という言葉が嬉しかったです。
お店は唐櫃港からほど近く。フェリー乗り場からの道沿いにある看板が目印です。
看板のすぐ向かいにある路地を進みます。
奥まで行くと涼風庵の黄色い暖簾が見えます。入口は左手からまわったところですが、このときはおかみさんが窓から覗いて声をかけてくれました。
お店の入口はこんな感じです。
おわりに
どのお店も個人で経営されているため、営業時間等はリンク先の情報通りではない可能性もあります。確実に行きたい場合は、事前にお店に確認くださいね。