岡山県内日帰りドライブ旅。今回は宇野港です。
宇野港は岡山県の中南部、玉野市にあります。ここから小豆島や直島、高松へのフェリーが出ていて、いわば海の玄関。
宇野港周辺「駅東倉庫」と瀬戸内芸術祭のアート
直島といえばアートの島で有名ですが、ここ宇野港にも、直島ほどたくさんではないけれど、ぽつぽつとアートスポットがあります。
まずは、最寄りの宇野駅からすぐの駅東倉庫。
広い倉庫の中に、アトリエやギャラリーがあり、何人かの作家さんが活動をされています。見学には予約が必要なところも。オープンアトリエやワークショップなどのイベントもあるようです。
予約はせずふらっと行ってしまいましたが、週末だったからか発泡スチロールアートの作家さんがいらっしゃって、作品を触らせてもらうことができました。
発泡スチロール製の紙飛行機?のようなものを飛ばしてみたり、ライターで火を付けると明かりがついたり、と体感型のアートも楽しめました。
続いて、宇野港周辺の広場を散策。2013年の瀬戸内国際芸術祭での展示作品がいくつか残っています。
「船底の記憶」
古い船の部品や、不要になった鉄製品を組み合わせて作られたもの。
「宇野のチヌ」
ゴミや漂流物でできたオブジェ。チヌとはクロダイのことだそう。
渋川海岸は日本の渚100選の一つ
点在する作品と海を眺めて、さらに車で移動。渋川海岸へ。
向こう側に見える砂浜は、夏には海水浴場としてにぎわい、日本の渚100選にも選ばれているそうです。
最近では、ここでドラマ「流星ワゴン」のロケも行われました。のどかな港町の風景。瀬戸大橋も見えます。
ランチは「帆風」で海を見ながら
さらに王子が岳を目指します。途中、海の見えるレストランでランチを。
創作ランチ(1600円)をオーダー。
ちょっと贅沢だけど、海を見ながら、前菜からデザートまで目にも楽しい豪華な料理をいただき満足。
桜の木があり、春にはお花見もよさそうです。
また、帆風の2階にはALAPAAPという衣料と雑貨のお店も。作家さんの作品も置いてあって、お店兼ギャラリーといった感じ。
外の入口から行くと、ちょっとしたアートスペースを通り抜けて、店内に到着します。少し入りづらいのですが、時間があればぜひ覗いてみるといいと思います。小さな驚きを得られるはず。
*2016年8月追記
去年の秋に児島ジーンズストリートの近くに移転していました。
王子が岳から瀬戸内海を望む
さて、次の目的地、王子が岳です。花崗岩の巨岩、奇岩群が見られます。
様々な形をした岩がごろごろと。中にはユニークなものも。
手前にあるのが、にこにこ岩。
ここではたくさんの猫も見かけました。 同じ模様でペアになる猫たち。
カメラ目線?
そして、なんといってもここからの瀬戸内海の眺めが素晴らしいです!瀬戸大橋や瀬戸内の島々、そして四国まで。
晴れていたらもっときれいなのだろうけど、曇り空もまた趣が。
左側に見えるのが讃岐富士。四国がこんなに近いとは。
岡山に引っ越して思ったのは、いちばん近い隣県は広島でも兵庫でもなく、香川だということ。テレビも、岡山と香川で同じものが映ります。
海を挟んでいて離れてるイメージがあったのですが、県庁所在地のある高松まで、電車でも車でも1時間ちょっとで行けてしまいます。
時間に余裕があれば、岡山香川両県をまわる旅もおすすめですよ。
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