北京旅行からとうとう1年が経ってしまいました。海外旅行がままならない昨今、当時のことを懐かしく思い出しながら、久しぶりに旅行記を更新!
帰国便のチェックインが始まるまで、北京首都空港のレストランで思いのほか優雅な時間を過ごせました。
空港価格で贅沢なお値段でしたが、静かで落ち着いていておしゃれな空間。目の前で中国茶を淹れてもらいましたよ。
- 最終日の朝はヨーグルトとコンビニスイーツで
- ホテルから空港まではリムジンバスを利用
- 北京首都空港内のレストラン「楽港休閑館(Comfort Zone)」で中国茶を
- 上海経由で無事岡山まで!一日がかりの移動
- 早く海外旅行に気軽に行ける世の中になりますように
最終日の朝はヨーグルトとコンビニスイーツで
飛行機はお昼過ぎの便とはいえ、帰国日はバタバタしそうなので、前もってコンビニで買っておいた飲むヨーグルトとスイーツを朝ご飯に。
留学中好きだった乳製品のブランド伊利。中国の飲むヨーグルトは日本のより濃厚でおいしい。ホテル近くのコンビニでいろんな種類のを買って旅の間毎朝飲んでました。今朝は冷やし绿豆糕も一緒に。 pic.twitter.com/kkvS51sn45
— meg (@yukimegri) October 21, 2019
绿豆糕は西安留学中、ときどき買って食べていたスイーツ。 冷やして食べるのは初めて見ました。思っていた味とはちょっと違っていたけど、出発の朝にささっとお腹を満たすにはちょうどいい量。
ホテルから空港まではリムジンバスを利用
予約していた便は北京12:55発のフライト。ここ数年の経験から、規模の大きい国際空港では出発の3時間前には着いてないと不安。
遅くとも10時には空港に着こうと思うと、バスに乗るのはさらに2時間前ぐらい。宿泊していた北京華僑大厦(プライムホテル)から北京首都空港行きのリムジンバスが出ていて、所要時間はおよそ1時間半。
道が混雑することもあるし、1時間に1本というざっくりな時刻表しかないので、タイミングよく乗れるかどうかもわからず、8時にはチェックアウトを終えてバス停に向かうことにしました。
ホテルの北側にあるバス停の窓口でチケットを購入。ほどなくリムジンバスがやってきました。ここで他にも停まっているバスがあり、違う方に乗りそうになった私(;´∀`)
友人がこっちみたいですよーって声かけてくれて、事なきを得ました。危なかった……w
りえさん、あのときは感謝です!
ちなみにこれを書いている2020年10月現在、高徳地図で路線検索してみると、私たちが乗った王府井と北京首都空港を結ぶ10号線のリムジンバスは出ていない模様。
北京発の国際便の多くは首都空港から新しくできた大興空港に移行していく予定なので、今後は同じホテルを利用しても、空港からのアクセスはだいぶ変わってしまいそうです。
コロナの影響もあり、どうなるかは読めませんね。北京へ行かれる際には空港がどちらになるか、よくよくご注意ください。
北京首都空港内のレストラン「楽港休閑館(Comfort Zone)」で中国茶を
ホテルからの移動は、予想に反して混雑もなくあっという間。出発時刻の4時間前、9時ぐらいには北京首都空港に着いてしまいました。
まだチェックインも始まってなかったので、時間をつぶすべくターミナルをうろうろ。すると、巨大な急須のオブジェを発見。レストランのようでしたが、聞いてみたらお茶だけでも大丈夫とのことで、入ってみることにしました。
第2ターミナル3階のおしゃれで落ち着いた空間
乐港休闲馆(Comfort Zone)という、北京首都空港第2ターミナル3階にあるお店です。広々としていて開放的。平日の朝だったからか、国際線だからか、人もまばらで空いていました。
住所:北京市朝阳区首都机场路1号T2三层西侧
高徳地図リンク:乐馆休闲馆
落ち着いたシンプルな家具がとってもおしゃれ。どのテーブルもスペースが広く、ゆったりと過ごせそうです。
中国紅茶「正山小種(ラプサンスーチョン)」をオーダー
雍和宮近くの茶館のメニューにもあった、 正山小種を頼んでみました。
このときは気付かなくてあとから知ったのですが、英語名はラプサンスーチョン。紅茶に詳しい人なら聞き覚えがあるかもしれませんね。
ラプサンスーチョンというと、ちょっとクセのある香りが特徴のようですが、ここで飲んだのはすっきりしていて全く異なる印象でした。
お茶のメニューは9種類。多くはないけど、緑茶の龍井や岩茶の大紅袍など、どれもわりとメジャーな中国茶です。
空港なので価格は高め。一つのお茶をシェアするのはOKでした。
ラプサンスーチョンは380元(約6,000円)。前日の四合院レストランで食べた晩ご飯より高い(゚д゚)!
けど、ちょうど余っていた元も使いたかったし、友人とシェア。チェックインまでゆっくりできてよかったです。
美しい所作でお茶を淹れてくれる店員さん。快く動画を撮らせてもらえました。
目の前でお茶を淹れてくれる。 pic.twitter.com/G4xVsSZJhT
— meg (@yukimegri) October 21, 2019
紅茶とお茶菓子をいただきながら優雅に過ごす
チェックインカウンターがオープンするまでしばし休憩。熱々の紅茶を飲むとほっとします。
空港のラウンジを使えるカードに憧れてましたが、こういうお店をラウンジ代わりに使うのもありですね。そんな頻繁に海外行くわけじゃないから、カードの手数料の元が取れるか微妙で。
最終日のプチ贅沢ということで、世界の空港のティータイムを楽しむ!みたいなのもいいかも。
付いてきたお茶菓子いろいろ。袋に入ったドライ梅みたいなのが甘酸っぱくておいしかった。トレイや茶器はシンプルに白で統一。
ここでもヒマワリの種は欠かせないようです。中国ではお茶請けの定番。昔はバスや列車の中でそこら辺に殻をペッて捨てながら食べてる光景をよく見ましたw
殻を割るのが手間なんですけどね。ついついもう一つと手が伸びるから不思議。
上海経由で無事岡山まで!一日がかりの移動
友人は数時間後のフライトだったので、私だけ先にお店を出てチェックインカウンターへ。
北京は国内線カウンターでの手続きなんだけど、国際乗り継ぎ専用のカウンターが決まってるらしく、別の番号のところに並びなおし。やっぱり早く行っといてよかった。
— meg (@yukimegri) October 21, 2019
中国東方航空の上海乗り継ぎ便で岡山まで。北京では国内線出発カウンターでの手続きになりますが、最初に並んだところではチェックインできず、乗り継ぎ専用のカウンターに並び直し。
この辺りが難しいですね。並ぶ前にチケットを見せて係員に尋ねるのが無難です。
結局40分並んでチェックイン。手荷物検査はさながら戦場😅搭乗口には搭乗時間の30分前に到着。年々チェックが厳しくなり時間がかかる印象。搭乗機までバスで移動するため、出発40分前が搭乗時刻。
— meg (@yukimegri) October 21, 2019
やはり搭乗手続きには結構な時間がかかってしまい、早く行って正解でした。
行きの乗り継ぎが複雑だったので、上海でちゃんと岡山行きに乗れるか不安でしたが、国内線から国際線への乗り継ぎはあっさりしていて拍子抜け。
乗り継ぎの案内表示に従って進み、出国審査を抜けたら搭乗のロビー。手荷物検査もなく簡単でした!
お土産屋さんを覗く余裕もあり、ゆっくり搭乗待ち。
充電用コンセントがしっかりあるところがさすが中国。
中国東方航空の機内食。上海発岡山行きの便で出たものです。
北京から上海まではパン1個だけだったので、すっかりお腹が空いてしまい。
行きはお世辞にもおいしいと思えるものじゃなかったんですが、これはものすごくありがたく感じてペロッと完食(*´艸`*)
岡山到着は20:40。帰りも遅れはなく、昔のイメージとはずいぶん変わりました。
北京から岡山まで、一日かけての大移動。岡山は住みやすくて好きだけど、海外への直行便がもうちょっとあるといいんだけどな……!贅沢かな。
早く海外旅行に気軽に行ける世の中になりますように
北京旅行記、一年がかりでなんとか完結させることができました!最後までお読みいただきありがとうございます(*´ω`)
次に海外へ行けるのはいつだろう?行きたいところはまだまだたくさん。
SNSやブログに少しずつでもそのとき体験したこと、感じたことを残しておくと、ふと振り返って読んだときに、忘れていた思いや役立つ情報に出会えます。
書いておいてよかった!と思うことしばしば。
ブログは自分のための備忘録みたいなところが大きいのですが、中国大陸って思ったより面白いところだよ!ってことが、多少なりとも伝われば嬉しいです。
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