晴れの国から旅まち巡り

岡山に移住した三重県人によるブログ。岡山を中心に旅やグルメの記録を発信。

手作り花巻。ふわふわな中国の蒸しパン

外出を控え、お家にいる時間を楽しめないものかと、いろいろな小麦粉料理に挑戦してみることにしました。先日作ったのは、花巻(hua1juan3/フワジュアン)。花巻というと多くの方は岩手県の地名を想い浮かべるかもしれませんね。

花巻はマントウ(饅頭)と呼ばれる、中国の蒸しパンの一種です。肉まんの皮の部分といえば想像がつくでしょうか。

中国、特に北京など北方地方では定番の朝ご飯。おかずと一緒に主食として食べたり、何かを挟んだりしてみても。

 

参考にしたのは、キューピー3分クッキングのページ。ウーウェンさんのレシピです。中国の小麦粉料理といえば、ウーウェンさんというぐらい、個人的に信頼を寄せている料理家さん。

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材料はレシピ通りではなく家にあるもので少しアレンジ。小麦粉、ドライイースト、砂糖、塩、ごま油を使いました。薄力粉300g、ドライイースト3gでドライイーストの割合がレシピより少ないですが、特に問題はなかったです。

 

 

何度も作っている水餃子と比べると、工程はシンプルで簡単。発酵したり蒸したり、時間はかかりますが、お出かけできない日にはちょうどいいぐらいです。

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ウーウェンさんの花巻のレシピのいいところは、使う道具も少なくて済むところ。菜箸、めん棒、包丁、クッキングシートがあればOKです。

 

生地の成形は動画など他のレシピも参考にいくつか見てみると理解しやすいですよ。『凪のお暇』の原作に花巻を作る場面があったんですね。知らなかった!

 

少し前にピザを作ったときに参考にしたレシピだと、ぬるま湯に油をまぜておき、それを粉に加えていたんですよね。

今の時期まだ気温が低く乾燥しがちなので、 そちらの方がいいかなと、油はお湯に少しまぜ、生地が馴染んだところでさらに油を追加してこねてみました。

 

  

レシピより薄力粉の分量を増やしたため、一次発酵後にまとめた生地を半分に分けて成形しています。

生地を薄い楕円形に広げたあと上に油を塗っていくのですが、他のレシピだとここで刷毛(ハケ)が登場するんですね。

刷毛なんて持ってないよと思ってたら、さすがウーウェンさん。油を全体にふったあと、生地を折り返して油をまんべんなく行き渡らせるという技が。これなら計量スプーンの背で軽く伸ばしておくなどすれば十分です。

 

油を塗ってくるくる巻いた生地を切り分けるところでは、16等分ではなく、レシピの写真と同じぐらいの幅になるように切っていきました。

手順通りに切ったものを二つ重ねて菜箸で押さえ、横に引きながら抜いていくと、あら不思議。

見事に花巻っぽいものが出来上がって感動!見た目よりずっと簡単です。

 
 
 
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菜箸を抜くときに生地にくっつきがちなので、左右に少しずつ菜箸を回転させ、生地から離していくとうまくいきやすいです。

 

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蒸したてのふわっふわな花巻。ちゃんとパンのいい香りがしておいしかったです!1個だけ味見してあとは冷凍しておくつもりが、思わずもう1個……となってしまいました。ほんのり塩味を感じるぐらいがおすすめです。

 

次はネギ入り花巻や肉まんも作ってみよう。

中国語ですが、動画なので言葉がわからなくても作り方の参考になると思います!

ネギ入りで巻き方もちょっと違うバージョン。菜箸に巻き付けるような感じにしてからぎゅっと押さえると、こんなきれいな形になるんですね。

 

 

 

本場中国の朝ご飯は北京旅行記をどうぞ。

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ウーウェンさんのレシピで肉まんも作ってみました。 

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