北京のアートスポット、798芸術区を散策したあとは、ランチを食べに近くの郑师傅私房牛肉面という麺料理のお店へ。
798芸術区の中にもいくつかレストランやカフェがあるのですが、おしゃれな雰囲気で割高そうだし、せっかく北京に来たのだからローカル色濃いめのところがいいかなと、軽く食べられそうな麺料理の食堂を選びました。
郑师傅私房牛肉面は798芸術区2号門の向かい側
798芸術区から大通りを挟んで向かい側。2号門から歩いて5分ぐらいのところに郑师傅私房牛肉面があります。
まかないを食べながらくつろぐコックさんたち。入口のビニールカーテンがまた中国っぽい。
特に事前に食べるところを決めていなかったため、高徳地図で周辺検索して見つけました。
住所:北京市朝阳区酒仙桥路1号(大山子桥南大中电器正对面)
営業時間:10:30-21:30
高徳地図リンク:郑师傅私房牛肉面
ちなみに徒歩でのルートを検索すると、カロリーまで表示されます。14kcalの消費。
ボリュームたっぷり牛肉ラーメン
お店に入ると店員さんが応対してくれ、先に席に着くことに。メニューも頼んだら持ってきてくれました。
注文は奥のカウンターで、代金先払いです。
頼んでからだいぶ待ちましたが、おいしそうな牛肉ラーメンがやってきました!
私房牛肉面、28元(約450円)。
手打ちなのかな?もちもちとした麺です。牛肉のかたまりが大きい。柔らかくて食べやすいお肉でした。具は飾りではなく、麺と同じぐらい主張して味わえるのが中国のラーメンの特徴。
私房牛肉面はお店の名前にもなっている看板料理です。私たちは辛くないのをリクエストしましたが、辛くもできるそう。
日本のラーメンより、中国のうどんみたいな麺のラーメンの方が個人的には好きですが、そこは好みが分かれるところでしょうね。
備え付けの割り箸はパンダのパッケージ。翌朝豆腐脳を食べたお店でも見かけました。中国といえばやっぱりパンダですねえ。
牛肉ラーメンは思った以上のボリュームで、食べても食べても麺が減らない(笑)ちょっと全部は食べきれず、お腹がいっぱいに。
他にも魅力的なメニューがいろいろあったから、ラーメンをみんなでシェアしておかずをいくつか頼んでもよかったかも。
ラーメン以外のメニューも充実
久しぶりに会った友人とゆっくり話したかったのであまり写真は撮らず。メニューは大众点评(中国の食べログ的アプリ)からのスクショを参考に貼っておきますね。
1番人気は牛肉板面という平べったい麺のようです。
刀削麺もいいなあ。麺の形も中国は豊富ですよね。麻辣牛肉面とだいぶ迷ったんですけど、はりきって辛いもの食べてお腹を壊すとこのあとの行程に響くし……と考えやめてしまいました(;´∀`)
前日に庆丰包子铺で食べた羊肉串がここにもありました。大阪の周記蘭州牛肉面まで食べに行った大盘鸡を麺にのせた大盘鸡盖面も。
あとこのお店、「盖饭」という白ご飯におかずをかけた料理も充実してました。一人のときは盖饭があると頼みやすいですね。
価格はだいたい1品10元から30元(約320円~480円)ぐらいです。
気になる周辺のお店
郑师傅私房牛肉面と同じ通り沿いに他にも火鍋のお店やローカルな商店があって、興味深々。
小叶佳栗子
手前の平たいのはひょっとして锅巴?中華料理に入れるおこげのことなんですけど、スナック感覚で食べれるよう小さく平たくしたのを味付けして売ってるんですよ。
西安留学中は学内の売店でよく孜然(クミン)味と麻辣味の辛いのを買っておつまみにしてました。
赤いのはナツメかな?聞いてみないとわからないようなお菓子が食べてみたくなるんですよねえ。お腹いっぱいで買わなかったけど。
袋に書いてあった「小叶佳栗子」で検索してみたら人気のようで、たくさん人が並んでいることもあるそう。私たちが通りがかったときは中途半端な時間だったからか全然でしたが。栗やドライフルーツ、ナッツを売るお店です。
巴适老川菜
中国風な銅像と奥まった隠れ家的雰囲気がいい感じなのは、巴适老川菜という四川料理レストラン。また行く機会があれば入ってみたい。
このあとは雍和宫へ。チベット仏教の寺院です。
798芸術区で合流した高校の同級生はここで帰らないといけなかったんですが、バスなら途中まで一緒に乗っていけるということで、近くのバス停へ向かいました。